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東ヨーロッパ発 金融不安…市場 ‘揺動’

登録:2009-02-19 11:57

原文入力:2009-02-18午後07:28:23
ハンガリー,ルーマニアなどデフォルト憂慮拡散
米・ヨーロッパ証券市場 暴落…為替レート7日目上昇傾向

チョン・ナムグ記者,リュ・イグン記者

ハンガリー,ルーマニアなど東ヨーロッパ諸国の大量債務不履行(デフォルト)憂慮で世界金融市場が大きくざわついている。国内外金融市場の悪材料が重なりウォン-ドル為替レートは7日間(取引日基準)上昇傾向を続け二ヶ月半分ぶりに最高値記録を書き換えた。
17日(現地時間)米国とヨーロッパの証券市場では東ヨーロッパ諸国の不渡り可能性が世界金融危機の新しい雷管として浮上した。信用評価会社のムーディースが東ヨーロッパ側に貸し出している西側銀行の信用等級を低くすることがありうるいう知らせが広がり、ヨーロッパ証券市場が大きく波打った。

東ヨーロッパ最大債権国であるオーストリアの株価指数ATXはこの日8.62%暴落し、ドイツのDAXとフランスのCAC40指数も各々3.44%,2.94%ずつ下落した。西ヨーロッパの銀行らは東ヨーロッパに約1兆3千億ドルの債権を持っており、東ヨーロッパが集団債務不履行状態に陥れば莫大な損失を被ることになる。米国,ニューヨーク証券市場も銀行株が大量に暴落したためにダウ指数が前日より3.79%下落した7552.60を記録した。

東ヨーロッパ発金融危機の不安感は国内金融市場まで押さえ付けた。18日ソウル外国為替市場では前日よりドル当り12.5ウォン上がった1468ウォンで取り引きを終えた。これでウォン-ドル為替レートは7日間に何と6.3%(87ウォン)の急騰傾向を継続し昨年12月5日の1475.50ウォン以後二ヶ月半分ぶりに最高値を記録した。

為替レート急騰の余波でKOSPI指数も三日連続下落し指数1100線を脅かされている。特に外国人が去る10日以後7日間に1兆1627億ウォン分の株式を純売却して株価下落を主導した。

チョン・ナムグ,リュ・イグン記者jeje@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/international/globaleconomy/339615.html

原文: 訳J.S