原文入力:2011-04-12午後08:24:42(782字)
災害便乗‘不当解雇’対応へ
イ・ヒョンソプ記者
東日本大地震の影響で職場を失ったり雇用が不安になるケースが増えることに対応する‘地震労組’が11日 結成されたと<NHK>等が12日報道した。日本語で‘シンサイ(震災)ユニオン’と名づけたこの労組は、地震の影響で解雇や派遣解除が相次いでいる状況で、非正規職労働者たちの雇用保障を支援するために作られた。
個人加盟労組形態でスタートしたこの労組は、地震の影響がそれほど大きくない企業が災害状況に便乗し解雇を日常的に行う場合、解雇撤回活動を繰り広げたり派遣解除の規制を政府に要求したりするなどの活動を行う方針だ。11日夕、東京、渋谷区で開かれた結成式には20人余りが参加した。その中には群馬県の部品会社で派遣職として仕事をしていたが地震の余波で生産計画が変わったために先月末 解雇された男性もいた。彼は「今後どのように暮らしていくか不安に思い労組ができれば同じような経験をした人々と困難を分かち合うことができそうだという気がして参加した」と話した。
地震労組は大地震以後、日本東部全域で「部品が調達されず生産計画をたてられない」、「計画停電のために実績が悪化した」等の理由で解雇や待機命令を受けたという電話が500件以上かかってきたと明らかにした。組合の関根秀一郎書記長は「製造業者や販売業者で仕事をしていた派遣労働者から相談が相次いでいる」として「地震の影響を理由に簡単に人を切る憂慮が大きくなっていて、企業や団体だけでなく政府にも対策を要求する方針」と話した。 イ・ヒョンソプ記者
原文: 訳J.S