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模造紙幣, 韓銀と協議なしに使用 論難

登録:2009-02-18 22:58

原文入力:2009-02-18午後09:16:15
事前承認 受けるように規定
警察, 拉致容疑者 公開

ノ・ヒョンウン記者

警察が拉致犯に提供した模造紙廃が実際に本物との区別が容易ではなく一部が実際に使われた中で、警察が模造紙幣を作り発券機関である韓国銀行と事前協議も経ていないことが明らかになり論難がおきている。

韓国銀行は18日、「ソウル地方警察庁などでの貨幣模造品製作および使用と関連した事前協力を受けていない」として「事実確認等を通じて再発防止のための努力する」と話した。韓国銀行法は貨幣模造品は教育・研究・報道・裁判の目的にだけ製作・使用できるように規定しており、その他の場合には韓国銀行の事前承認を得るように規定している。これに対してソウル地方警察庁関係者は「数年前に作り保管してきた模造紙幣と製作当時の経緯が詳しく把握されないでいる」として「正確な経緯を調べてみている」と話した。

警察は去る13日、江西区のパン屋女主人拉致事件発生を言論に知らせ「犯人にエサとして提供した模造紙幣は実物と違い肉眼で簡単に区別が可能だ」と話した。

しかし警察の追跡を避けて逃げた容疑者チョン・某(32)氏は17日警察が提供した7千万ウォン分の模造紙幣の中から700万ウォンをバイクを買うために使った。警察は後で模造紙幣であることを知った販売者の申告を受けたがチョン氏の検挙には再び失敗した。

ソウル,陽川警察署は18日、懸賞金500万ウォンを掲げてチョン氏の顔と名前を公開した。警察関係者は「追加被害が憂慮される模造紙幣の回収に万全をつくすために公開手配体制に転換した」として「一連番号がすべて‘EC1195348A’である模造紙幣を発見した場合は直ちに警察に申告してくれ」と頼んだ。

ノ・ヒョンウン記者goloke@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/339688.html

原文: 訳J.S