原文入力:2011-04-01午後08:10:27(903字)
政府不信 各国市民 注文殺到
専門家 "お金の浪費かも" 指摘
パク・ミンヒ記者
日本の福島原子力発電所発の放射能物質が各国に広がる中で、放射能測定機があちこちで品切現象を起こしている。<AFP>通信は‘健康に問題がない’と各国政府が強調しているが、一般人たちは政府発表に不信感を抱き、そのために放射能測定機であるガイガー計数器が品切れで売れないほどだと最近伝えた。
放射能測定機製造業者‘インダストリアル テストシステムズ’(ITS)のマイク マックブライドは「注文電話が全世界からかかってきている」として「日本の原子力発電所事態で販売量が屋根を突き抜ける勢い」と話した。また、別の業者‘ガイガーカウンタードットコム’の運営者 ジム プレナゴンは「通常、年に1000台程度が売れ、大部分が地質学者や宝石鑑定人などが買っていったが、日本の原子力発電所事故が起きて5日間ですでに500台が売れた」と明らかにした。台湾の一部の日本式食堂ではお客さんが直接放射能数値を測って安心して食事できるように測定機を提供していると<ロイター>通信は伝えた。ガイガーは携帯用の放射線感知器で価格は150~4000ドル程度だ。しかし専門家たちは この機器が日本の原子力発電所から飛んできた放射性物質を感知できるほど敏感ではないため、お金の浪費かもと指摘している。
中国、広東省深センの超大型電子商店街である華强北でも最近、携帯用放射能測定機を求めるお客さんが大幅に増えたと香港<明報>が報道した。測定機を売る店のタン・某は「工場にあった在庫を全部売り、900中国元だった物が1200中国元へ20%上がった」と話した。彼は「主な顧客は深センで生活する日本人や日本国内の家族または友人に測定機を送ろうとする中国人たち」と話した。
北京/パク・ミンヒ特派員 minggu@hani.co.kr
原文: 訳J.S