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龍山基地 移転費用 韓国が9兆ウォン負担

登録:2011-03-30 01:10
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/470462.html

原文入力:2011-03-29午後08:11:49(959字)
当初計画より1.6倍増える "事業支援費・利子など追加"

クォン・ヒョクチョル記者

ソウル、龍山米軍基地を2016年までに平沢へ移転するために韓国が負担する費用が9兆ウォン程度と推算された。これは2004年12月、龍山基地移転協定国会批准当時に発表した建設費5兆6000億ウォンに比べ、1.6倍程が増えた金額だ。

キム・ギス駐韓米軍基地移転事業団長は29日午前、京畿平沢の米軍基地移転事業工事現場で開いた記者説明会で「現在までに判断された建設費は5兆341億ウォンと推算される」と明らかにした。

しかし実際に龍山基地移転には建設費の他にも平沢移住民支援費、環境汚染浄化事業費のような事業支援費3兆8600余億ウォンがかかるため、移転費用は計8兆8900億ウォン余りに達する。今後の物価上昇率などを考慮すれば総移転費用は9兆ウォンを上回るものと予想される。

龍山基地移転事業費が予想より大きく増えたのは、事業支援費が追加され事業期間が2014年から2016年に2年長くなったことにより利子費用4900億ウォンなどが増えたためだと国防部は説明した。

事業支援費は2004年の国会批准同意処理時には考慮しなかったが、2006年‘米軍基地移転にともなう平沢市などの支援などに関する特別法’ができ新しく負担することになった。

これと共に京畿議政府と東豆川にある米2師団移転費は40億余ドル(4兆5000億~5兆ウォン)であると知らされた。龍山基地移転費用は韓国が、米2師団移転費用は米国が負担することで韓-米が合意した。だが、米国は韓国政府が出した防衛費分担金の内の相当額を使わずに米国の銀行に預けておき、これを米2師団移転費に転用する計画だと知らされた。

このため‘平和と統一を開く人々’等、市民団体らは 「龍山基地と米2師団を平沢に移すためにかかる14兆ウォンを越える資金を韓国政府が全部出すことになる」と批判している。 クォン・ヒョクチョル記者 nura@hani.co.kr

原文: 訳J.S