原文入力:2011-03-28午後08:39:31(1245字)
ホン・ジョンホ教授 推算結果 発表
利子と合わせれば毎年1兆ずつ
イ・ジェフン記者
←全国から集まった神父・修道女・信徒・市民など500人余りが28日午後、大邱達城郡の花園遊園地川岸駐車場で開かれた‘4大河川事業阻止のための全国集中生命平和ミサ’に参加しミサを捧げている。 大邱/キム・ミョンジン記者 littleprince@hani.co.kr
‘4大河川事業’が完工すれば、これを維持・管理するために年間5794億ウォン程度が必要とされ、事業推進と関連した利子費用4000億ウォンまで合わせれば2013年以後は毎年1兆ウォンに肉迫する費用が国民税金から支払われるという研究結果が出た。
ホン・ジョンホ ソウル大環境大学院教授は28日、運河反対全国教授会主催でソウル、中区のプレスセンターで開かれたセミナーで、政府が‘2009 4大河川再生マスタープラン’で提示している工事別項目に基づき維持管理費を推算した結果を発表した。
研究結果によれば、4大河川事業が完工した後、毎年△16ヶの堰と栄州ダム、古峴ダム、洛東江と栄山江河口堤の維持管理費1618億 △川床維持浚渫費612億 △農業用貯水池と浸水予定地維持管理費70億 △生態河川929km維持管理費934億 △下水・家畜糞尿・産業団地廃水処理費1942億 △自転車道路1728km維持管理費618億 等 計5794億ウォンの維持管理費がかかると推測された。
その上、水資源公社が4大河川事業費用充当のために調達した8兆ウォンに対する利子費用を国庫から支援することになれば2013年以後、毎年4000億ウォンが追加で必要とされると明らかにした。
ホン教授は「結局、事業が完了する2012年以後、政府は事業の維持・管理のために5000億ウォン以上、利子費用まで含めれば1兆ウォン近い費用を国民の税金で支払わなければならない」として「4大河川事業の財政的持続可能性に甚大な疑問点を投げかけている」と話した。
‘4大河川を取り戻すための天主教連帯’はこの日午後、大邱達城郡の花園遊園地川岸駐車場で4大河川事業阻止のための全国集中生命平和ミサを行った。
今年に入り初めて開かれたこの日のミサには、全国から集まった神父・修道女など100人余りと信徒と市民まで計500人余りが参加しミサを上げた。
ミサを終えた参加者たちは川辺に沿って歩き‘4大河川取り戻し’意思を確かめ合った。天主教連帯側は「政府は今からでも4大河川開発を一旦中断し、生態環境専門家たちと共に現在までの事業を徹底的に検証せよ」と要求した。
イ・ジェフン記者、大邱/パク・ジュヒ記者 nang@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/environment/470283.html 訳J.S