本文に移動

韓国青少年、'共生’能力 最下位水準

登録:2011-03-28 09:51
https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/470154.html

原文入力:2011-03-27午後09:25:30(799字)
傾聴・協業など 36ヶ国中 35位
市民意識知識は38ヶ国中 3位

イ・ユジン記者

韓国青少年らの市民意識関連‘知識’は世界最高水準だが、他人の話を聞いたり移民者に対する態度など、他の人を認め関係を結ぶ社会的相互作用‘能力’は世界最下位水準だという研究結果が出た。

韓国青少年政策研究院キム・ギホン研究委員チームは27日に公開した‘2010韓国青少年 中核技術診断調査’報告書で、韓国の青少年たちの‘社会的相互作用力量’が調査対象36ヶ国の中で35位を記録したと明らかにした。国際教育協議会(IEA)の国際市民意識および市民権教育研究(ICCS)等、国際資料を基礎に‘青少年中核技術指数’を開発し比較した結果だ。

この報告書によれば、共同体の構成員として他人の話を傾聴し互いに交流しながら社会・文化・経済的に異質な相手と協力する能力を示す‘社会的相互作用力量’領域で、韓国の青少年たちは比較対象36ヶ国中で35位に留まった。反面、社会的相互作用力量が最も高い国はタイであり、インドネシアが2位、パラグアイが3位を占めた。

しかし国際教育協議会が2009年世界14才青少年14万650人をアンケート調査した結果によれば、韓国青少年の市民意識関連知識水準は38ヶ国中で3位と現れ上位圏を占めたと研究陣は明らかにした。市民意識関連知識は市民参加と市民共同体の原理などに対する知識と思考力を意味する。

研究陣は「こういう結果は我が国の教育政策が主に青少年の知的能力開発だけに重点を置いてきたことを示している」と診断した。 イ・ユジン記者 frog@hani.co.kr

原文: 訳J.S