本文に移動

米軍、アフガン民間人殺害後‘記念撮影’

登録:2011-03-22 12:26

原文入力:2011-03-21午後10:27:53(1476字)
ギブス下士など5人 昨年起訴…大部分 容疑 否認中
‘シュピーゲル’死体び頭持ち上げ笑う写真など3枚公開

クォン・テホ記者

←2010年1月15日アフガニスタン、カンダハルでアフガニスタン民間人3人を殺害した疑惑を受けている米軍人の1人であるジェレミー モルロク上兵が死体の髪を掴み頭を持ち上げ笑っている姿が20日ドイツで発刊された時事週刊誌<シュピーゲル>最新号に掲載された。 <シュピーゲル>キャプチャー

アフガニスタン民間人殺害疑惑を受けている米国軍人らが殺害された民間人の死体と共にポーズを取った写真がドイツの時事週刊誌<シュピーゲル>に20日公開されたと<AP>通信など米国言論が報道した。

写真は昨年起きた非武装アフガニスタン民間人3人を殺害した事件を調査した軍捜査官らが押収したものの一部だ。公開された写真の内の一枚は、今回の捜査の核心人物であるアラスカ出身のジェレミー モルロク上兵が死体の髪を掴み頭を持ち上げながら笑う姿が含まれている。死体はモルロクが昨年1月15日アフガン、カンダハルでアンドリューホムス一等兵と共に殺害したと主張したクル ムディンであると<シュピーゲル>は伝えた。また別の写真にはホムスが同じ死体を髪を掴み持ち上げている姿が含まれている。3枚目の写真は死んだ男性2人が小さな柱にもたれさせている姿を撮ったものだ。

問題の殺人事件は昨年1月、2月、5月の巡回査察途中で起きた。最初の事件の後、小隊員中の1人であるアダム ウィンフィールドが両親にフェイスブックを通じて「同僚が民間人を殺害し、さらに殺害する計画であり、このことを言うなという警告を受けた」というメッセージを送った。家族たちはこれを該当部隊側に知らせたが何の措置も取られず、5月に部隊内の薬物捜査過程で ある証人の申告で明らかになった。

事件に関連したシアトルの南側にあるルイス-メコード基地所属の軍人5人は殺人および殺人共謀疑惑で起訴された状態だ。彼らの証言は少しずつ交錯している。モルロクは殺害疑惑を認めている。彼は最高24年の刑を宣告されうる。モルロクは同僚らの行為を積極的に証言する代価として刑量を減らすことを訴えている。彼はホムス一等兵と共にムディーンを‘理由なしに’殺害し、カルビン ギブス下士が殺害計画を主導したと主張している。しかしホムス一等兵の弁護人は「ホムスはモルロクの指示で写真を撮っただけ」としながら「写真は彼が殺人を犯したということを証明しはしない」と主張した。また、ギブス下士は殺害の事実は認めながらも "正当防衛" だと主張している。最初の民間人殺害の後、これを両親に知らせたウィンフィールドも5月の最後の殺人事件に加担した疑惑を受けている。部隊の小隊長として、写真を撮った当時 現場にいたロマン リグセイ中尉は黙秘権を行使している。

モルロクの弁護人であるジェフリー ナダンは「彼が(民間人殺害に)物理的責任はあるが、道徳的責任は 誤った時間に誤った戦争へ彼らを追い込んだ米国指導者にある」と話した。この小隊では彼らの他にも別の7人の兵士が麻薬服用、非武装農民に対する射撃、死体き損などの疑惑で起訴された。 ワシントン/クォン・テホ特派員 ho@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/arabafrica/469095.html 訳J.S