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国税庁‘ハン・サンリュル検察調査’自主監察

登録:2011-03-22 09:17
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/469192.html

原文入力:2011-03-22午前08:21:57(1020字)
企業から数億ウォン集めて渡した職員 捜査内容 高強度 確認
検察、ハン・サンリュル口座追跡に着手

ノ・ヒョンウン記者

国税庁が検察のハン・サンリュル(58)前国税庁長関連調査内容を細かく点検するなど強力な事後確認作業を始めていることが明らかになった。これは国税庁職員らがハン前庁長のアメリカ滞留費用として数億ウォンを大企業らから受け取るなどハン前庁長との緊密な関係が明らかになり、組織保護目的の自己救済策と見える。

国税庁はハン前庁長の捜査が始まって以来、検察調査を受けて出てきた職員らを直ちに監察府に呼び出し、検察が何を尋ね該当職員がなんと答えたかを問い質してきたと伝えられた。国税庁監察組織は国税庁長に直接報告する部署であり、監察活動自体が国税庁長の専権事項だ。

また、国税庁はハン前庁長が米国などに留まっていた昨年、企業体20ヶ所余りから数億ウォン台の金を受け取り、米国にいたハン前庁長に渡したことが検察捜査で明らかになった。現職税務署長であるC氏らはH企業、O企業など20ヶ余りの企業に要求し、5億~6億ウォンの現金を諮問料などの名目で受け取り、それを米国にいるハン前庁長に渡していたことが分かった。

検察は先立って一度調査したC氏をまもなく再召還し、金を集める過程に国税庁が組織的に介入したか否かを確認する方針だ。検察は先立って該当企業幹部らを呼び、金を与えることになった理由などを問い質した。これに対してハン前庁長はこの日 「企業に研究報告書を提出し正常に受け取った典型的な諮問料」と弁明した。国税庁の該当部署幹部は「(企業から強制的に金を集めたとのことは)事実ではない」として「検察の調査を受けた職員らを監察部署で監察したことは絶対にない」と話した。

一方、検察はハン前庁長の個人不正を確認するため裁判所から押収捜索令状の発行を受け、彼の口座に対する資金追跡に入った。検察はこの日 ハン前庁長の各種疑惑を提起してきたアン・ウォング(51・収監中)前国税庁局長を庁舎に呼びハン前庁長と対面審問を行った。 ノ・ヒョンウン、チェ・ウソン記者 goloke@hani.co.kr

原文: 訳J.S