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"漢陽大、顔が赤くなる性講義 中断せよ" 30余ヶの女性・市民団体ら要求

登録:2011-03-18 03:49
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/468578.html

原文入力:2011-03-17午後08:03:28(959字)

性差別・セクハラ論難を招いた漢陽大学校の‘性の理解’教養講義(<ハンギョレ> 2月28日10面)で、一部不適切な内容が繰り返されていることが明らかになった。これに対し市民・社会団体らは講義の中断を要求した。

<ハンギョレ>が去る9日、漢陽大ソウルキャンパスで行われた‘性の理解’講義内容を入手して調べたところ、教材以外にも講師の不適切な発言が随所で確認された。この講義を受け持っているキム・ジョンフプ(53)博士(生物学)は、男性の性器と性機能を説明する過程で「(性行為を)長時間することを好む女性は珍しい。女性の大多数は10分以内を好んでいる」とし、その比喩で「強制的な性行為を数人にしなければならない状況に置かれた人々は長時間だが好みはしない」と話した。

キム氏はまた、女性の性器がからだの内側にあるという点を説明する時には「(性病の淋病が治らないのは)女性側に問題がある」として「罹った後にも(感染有無をよく分からずに)放置することになり、継続して関係を結びながら伝播の媒介体となる」と話し、性病伝染の責任があたかも女性にあるように説明した。去る16日の講義では「異性愛があり同性愛もあり両性愛もあり・・。それでも性愛の中で普遍妥当性があるのは異性愛と見ることができる」とし性的少数者に対する偏見と見られる発言もした。

一方、この講義が続いていることについて韓国女性団体連合など30ヶ余りの市民・社会団体らで構成された‘K教授の講義中断を促す人々’は去る8日に声明書を出し「この講義は男性中心的性観念、性的少数者に対する誤った理解を再生産している」とし「漢陽大‘性の理解’講義を直ちに中断せよ」と促した。

特にこれらの団体は講義資料に対する20ページの意見書を添付し△エイズ患者と性少数者差別△医学的に正しくない内容△性暴行と性役割に対する固定観念などの問題点を指摘した。

パク・テウ記者 ehot@hani.co.kr

原文: 訳J.S