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韓国・日本に‘金正日の健康悪化’知らせたとして…中国 裁判所、朝鮮族学者に懲役14年宣告

登録:2011-02-27 07:57
https://www.hani.co.kr/arti/international/china/465426.html

原文入力:2011-02-25午後08:29:19(782字)

パク・ミンヒ記者

この間、中国当局に逮捕されたという噂が広がった中国の有名な朝鮮族学者が韓国と日本の情報機構に金正日北韓国防委員長の健康悪化など機密情報を漏洩したという疑惑で14年刑を宣告されたことが分かった。

中国政府のシンクタンクである中国社会科学院の日本研究所副所長だった金熙徳(キム・ヒドク・59)が金正日委員長の重病の情報など国家機密を流出した疑惑で最近 中国裁判所で14年刑を宣告されたと司法関係者たちを引用し香港<明報>などが25日報道した。

著名な日本研究者である金熙徳は2009年1月9日、中国国家安全部から「機密流出事件捜査に協力して欲しい」という連絡を受け、出向くと直ちに拘束されたと知られた。彼は金正日委員長の健康問題と北韓-中国関係、2008年5月胡錦濤中国国家主席訪日に先立ち中国社会科学院が実施した分析などに関する情報を日本と韓国の情報機関に金を受け取り渡したという疑惑で逮捕された。金熙徳は 「学術関連交流をしただけ」とし疑惑を否認したと伝えられた。

金熙徳は吉林省、延吉で生まれた朝鮮族の学者で、延辺大学を卒業し米国留学を経て東京大学で博士学位を受けた後、1994年から中国社会科学院で研究をしてきた。日本と中国の関係に対する多くの著書を出し、日本言論にもしばしば登場した。

彼が拘束された後、東京大教授と日本国会議員らが中国指導部に彼の釈放を促したが拒否されたという便りもあると日本<産経新聞>は報道した。

北京/パク・ミンヒ特派員

原文: 訳J.S