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中央大、‘学内言論弾圧’今度は 校誌費 全額削減

登録:2011-02-23 12:00

原文入力:2011-02-22午後09:32:33(1291字)
学校 "告知書 減らすため"

ソンチェ・ギョンファ記者、キム・ミョンジン記者

←中央大学校 校誌弾圧阻止 非常対策委員会の学生たちが22日午前、ソウル、銅雀区、黒石洞の学生会館前で学校に批判的な論調を見せた<緑地>と<中央文化>に対する学校本部の一方的な校誌代削減に抗議する集会を開いている。キム・ミョンジン記者 littleprince@hani.co.kr

去る2009年、大学本部を批判する文を載せた校内雑誌<中央文化>を強制的に除去し‘学内言論弾圧’という批判を買った中央大が再び同じ論難に包まれた。

‘中央大言論弾圧阻止非常対策委員会’(非対委)は22日、ソウル、銅雀区の中央大 学生会館前で記者会見を行い「大学本部が校誌編集委員会との合意を無視し一方的に校誌代を削減した」とし校誌代の全額復元を要求した。

ファン・ダウォン(23・仏語仏文4)非常対策委員長は 「昨年9月、大学本部と校誌編集委員会が校誌編集委員会の自治機構独立保障、授業料告知書に校誌代項目追加などに合意した」と明らかにした。実際に前学期の授業料告知書には‘校誌代2500ウォン’が含まれていた。しかし大学本部は去る1日に発送した授業料告知書から校誌代項目を削除した。

非常対策委と大学本部の話を総合すれば、大学本部側は告知書発給前日に総学生会に‘校誌代が含まれた自治活動費2000ウォンを学生会費7500ウォンと統合して授業料告知書を発行する’と通知した。これに対し総学生会は「当事者である校誌編集委員会と議論が必要だ」と答えたが、大学本部はすぐ翌日に校誌代項目を除いた授業料告知書を発行したという。

チェ・ソクヒョン<中央文化>編集長は「学校側の措置は事実上一方的な校誌代削減であり、廃刊要求に他ならない」と主張した。<中央文化>とともに校誌代を支援されてきた女性主義雑誌<緑地>の指導教授であるイ・ナヨン社会学科教授も「本を出せなくなりそうだ」として困り果てた。

大学本部の今回の決定が学内構成員らの批判的意見を狙い撃ちしたものではないかという憂慮も出ている。非常対策委は「学生支援処長に抗議すると処長が‘<中央文化>の批判的論調が学校本部の上層部の方々を不快にしたため’と答えた」と話した。しかし、チョン・ソンヘ学生支援処長は「以前に学校を批判したことが問題の発端になったのではないかという趣旨で話しただけ‘上層部’発言はしなかった」と解明した。

キム・ナムォン中央大学生支援チーム長は「大学本部が校誌代自律納付に合意したという根拠はどこにもない」とし「校誌代項目削除は今年、その他納付金告知書の種類が多くこれを減らそうとする方針に従ったこと」と話した。 ソンチェ・ギョンファ、パク・テウ記者 khsong@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/464735.html 訳J.S