原文入力:2011-02-21午前08:12:26(816字)
事件処理関係者 "部屋を間違えたと説明"
去る16日、インドネシア大統領特使団が滞在していたソウル ロッテホテル19階客室に侵入し特使団一行のノートブックに手をつけた暴漢らは、当初知らされた‘身元不明の東洋人’ではなく国内情報機関職員らだったと伝えられた。 これは国内の情報機関が特使団のノートブックに保存されている情報を狙った可能性を示すことであり波紋が予想される。
20日、今回の事件の処理過程に関与したある関係者は「事件発生直後、国内のある情報機関関係者が‘特使団が滞在していた部屋のすぐ上の階に自身の機関員が使った部屋があり、その部屋にあるノートブックを持ってくるよう部下職員に指示をしたが、部屋を間違え特使団の部屋に入った’と説明した」と明らかにした。
だが、情報機関関係者の説明や事件処理過程は常識的に見て納得が行かない部分が多く疑惑を産んでいる。情報機関の職員が階を間違えたのに閉まっていたドアをあけ特使団の部屋に入るということは不可能なことであり、暴漢の侵入事実を警察に申告した特使団が事件翌日の17日午後まで問題となったノートブック2台を警察に提出し調査まで受け、突然ノートブックを取り戻して行ったことも疑わしい。事件を調査しているソウル、南大門警察署も20日まで「調査に進展がない」という言葉だけを繰り返している。
このノートブックには我が国政府とインドネシア政府が推進中の武器輸出入と軍事協力方案などが含まれていたと伝えられた。
これに対し情報機関関係者は「我々の職員が特使団の部屋に入ったということは全く事実でない」と明らかにした。 特別取材チーム
原文: 訳J.S