原文入力:2011-02-18午前08:27:44(808字)
一ヶ月前と同じ地域
倉庫へ放火…操業中断
イ・ヨンイン記者
韓国企業のリビア住宅建設現場に現地住民たちが乱入し、資材倉庫に火を付け一部は継続して現場を占拠している。
外交通商部関係者は17日「リビア東北部テルナ地域で住宅を建設している韓国建設業者○企業の現場に、この日明け方0時30分頃(現地時間)リビア住民200人余りが進入した」とし「この内 100人余りは現場を継続して占拠している」と明らかにした。
この関係者は「現在まで我が国勤労者の人命被害はないが、資材倉庫に火を付けるなど財産被害があるものと推定される」とした。 この関係者は続けて「我が国勤労者たちが閉じ込められていたり人質として捕らえられている状況ではない」とし「韓国企業は占拠民たちとの衝突を避けるため、操業を中断し状況を見守っている状態」と伝えた。この業者は先月14日にも現地住民たちの襲撃で建設機資材をはじめとする高価な装備を略奪されるなど業者推算で150億~200億ウォンの財産被害をこうむった経緯がある。
外交部関係者は「今回の事件も先月の事件と同じように無住宅貧困層の庶民たちが政府の住宅政策に不満を抱いて行ったものと推定される」とし「韓国企業を狙ったようではない」と説明した。住宅難に苦しめられている現地人たちはカダフィ国家元首が去る1月の基礎人民会議で「リビアで建築される住宅はリビア国民のものであり、あなたが入って住む権利がある」と発言し、これを‘早い者勝ち’という意味に受け取り韓国や中国など外国企業等の住宅建設現場を相次ぎ襲撃した。
イ・ヨンイン記者 yyi@hani.co.kr
原文: 訳J.S