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‘4大河川ゴリ押し’裁判所が初の制動

登録:2011-02-16 11:22
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/463619.html

原文入力:2011-02-16午前08:14:36(1143字)
"八堂有機農家 河川占用許可取り消しは不当"
楊坪両水里 農民13人 勝訴

パク・ギョンマン記者

政府の4大河川事業漢江1工区事業候補地に含まれ、移転要求を受けてきた京畿道、楊平郡‘両水里’地域の有機農民たちが、少なくとも占用許可期間である2012年末までは有機農作業を継続できるものと見られる。
水原地裁第3行政部(裁判長 イ・ジュンサン)は15日、両水里農民たちが楊平郡を相手に出した‘河川占用許可取り消し処分取り消し訴訟’で、楊平郡の河川占用許可取り消し処分は不当だとし 原告勝訴判決を下した。

裁判所は判決文で「河川法により公益事業のために河川占用許可を撤回する場合、農民たちが受ける不利益などと比較し公益的に優れなければならない」とし 「漢江再生事業を通じて達成しようとする目的が占用許可を撤回する程に緊急な必要性があるとは見難い」と明らかにした。

裁判所はまた「八堂地域は世界有機農大会の開催地であり、世界有機農業運動連盟も有機農地のき損に憂慮を示している」とし「永らく有機農業をしてきた農民たちの信頼利益が小さくなく占用許可撤回権は制限されなければならない」と判決した。

コン・マンソク氏など両水里農民13人は河川占用許可期間が2012年12月31日まで2年以上残っているにも拘らず、楊平郡が昨年3月23日 4大河川事業を理由に南漢江一帯の河川占用許可を一方的に取り消し、「4大河川事業が違法で、八堂地域の有機農業を支援してきた信頼保護の原則に反する」とし楊平郡を相手に訴訟を起こした。

八堂地域の農民たちは1973年の八堂ダム建設後、30年以上にわたり河川水辺の占用許可を受け政府から施設費と有機農堆肥、認証審査費など各種の支援を受けながら有機農業をしてきた。楊平郡両水里と南揚州市、鳥安面など京畿道、八堂地域は9月26日からの10日間 アジアで初めて世界有機農大会が開かれる所だ。

両水里農民ソ・ギュソプ氏は「政府と京畿道が農民を追い出すために八堂湖水質汚染の主犯にまで追い詰めたが、自転車道路や体育公園より有機農作業が重要だと認められた」と評価した。

ユ・ヨンフン‘農地保存・親環境農業死守のための八堂共同対策委員会’委員長は「政府が4大河川事業を無理に推進し農民を追い出す主張の根拠が不足しわい曲されたものであることが明らかになった」と話した。

水原/パク・ギョンマン記者 mania@hani.co.kr

原文: 訳J.S