原文入力:2011-02-11午後08:44:46(706字)
ソウル鍾路警察署は、曹渓寺で説教を目的に「イエスを信じろ」と大声を出して騒動を起こした容疑(退去拒絶)で、大韓民国守護国民連合の共同常任代表のイ・テグン(78)牧師を不拘束立件したと、11日、明らかにした。
イ牧師は、この日午後2時30分頃、ソウル鍾路区曹渓寺の大雄殿前で、80~90代の牧師・長老3人と共に、約20分間「イエスを信じろ。 仏陀を信じてご飯が出てくるのか。神様がいないのなら共産党だ。お前たちは共産党か?」などの主張を拡声器で叫び、出て行ってくれとの曹渓寺関係者たちの要請を聞かなかった疑いがもたれている。警察関係者は、「イ牧師は説教をしようと曹渓寺に来たが、一緒にいた3人はイ牧師に『ご飯を食べよう』と言われて来た」として「イ牧師を除いた他の者は高齢で特別な容疑がないので送り返した」と話した。
イ・セヨン曹渓寺総務室長は「当時、午前11時から午後2時まで1千人ほどの信徒らが正月先祖遷度斎を行った後、帰宅していた」として「この様な行動は計画的だと見ざるを得ない」と話した。大韓民国守護国民連合は「親北韓反米左派勢力清算」「自由民主主義守護」などを主張するキリスト教信者中心の保守的団体で2006年から活動している。
警察関係者はイ牧師について業務妨害容疑にあたるかを追加調査する予定だと明らかにした。
パク・テウ記者
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/463085.html 訳M.S