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‘埋却’豚舎 10m横に死体放置…京畿道 "関係ない写真" 強弁

登録:2011-02-12 08:54

原文入力:2011-02-11午後08:38:05(2011字)
‘ハンギョレ’10日 子豚6匹 死体 農場後方で撮影
‘糞尿の上の死体’は1月埋却作業後 情報提供者が撮影
当局 でたらめ事後防疫にネチズン非難 世論 猛反発

キム・ヒョンデ記者

←‘捨てられた’防疫  去る10日<ハンギョレ>取材陣が京畿南部のある口蹄疫発生農場の埋却地から10mほど離れた丘の上で発見した子豚の中の一匹の姿。鼻を出し後に転んだまま雪の中に埋もれている。(上)  この豚のすぐそばに木の幹にひっくり返り死んでいる豚の姿。(中)  この農場では先月埋却作業の時に公務員たちが履いた履き物と使い残したビニールなどが焼却されずにそのまま放置されていた。京畿道の口蹄疫点検班員らが8~9日の2日間この農場を訪ね埋却地を点検したが、‘汚染の山’に対しては除去など何の措置も取らなかった。(一番下)  キム・ヒョンデ先任記者

豚死体‘不正処理’現場を見れば
口蹄疫発生農場で子豚らを放置した‘凄惨な防疫不感症’現場を<ハンギョレ>が単独報道すると(11日付1面)、11日政府と京畿道など防疫当局はビリッと緊張した。終日、埋却農場の事後防疫不良に対する非難がインターネットなどを熱くした。家畜埋却現場付近に捨てられた子豚らの凄惨な姿が衝撃的であったし、衝撃が大きかっただけに写真の真実性を疑う人々もいた。

去る10日の現場状況を詳しく紹介すれば、京畿道南部の口蹄疫発生農場の豚舎後方の丘の向こう側で発見した子豚は全部で6匹だった。鼻を出して横になって寝て死んだもの、横に斜めに横になったもの、木の枝に腹がって死んだものなど、各様の姿だった。豚舎から直線距離で10m、ぽっかり凹んだ埋却地の丘の頂上から10~20mほど離れたところだった。外側に垣根がなく正確な境界は分からなかったが、農場敷地内に見えた。

頭の一部と鮮紅色の脊椎骨だけが残った豚の死骸はここから5m程 離れたところにあった。体長が60~70㎝で、肉がきれいに取られていたことから見て子豚より先に捨てられたものと見られた。

子豚らがいつ捨てられたかは今回の取材だけでは正確に把握することはできなかった。色々な状況から推定して、先月中旬この豚農場に口蹄疫臨床症状が現れた直後と推定される。明らかな事実は、子豚らの放置が口蹄疫で豚2000頭余りを全て埋却した農場現場で起きたという点だ。

この農場から10kmほど離れたまた別の豚農場で糞尿の山の上に子豚らが乱雑に散らばっている場面(<ハンギョレ> 11日付5面は、この農場で口蹄疫が発生し埋没作業を終えた1週間ほど後の先月下旬に情報提供者が撮った写真だった。 情報提供者は「豚たちを全て埋却した農場に1週間後に偶然立ち寄り、口蹄疫豚たちの上でカササギが飛び回っている衝撃的な場面を見て急いでカメラのシャッターを押した」と話した。彼は「埋却作業チームが糞尿の山にあらかじめ捨てられた子豚等を見ることができなかったり、糞尿の山の中に入ることを面倒がって農場側に処理を任せて立ち去ったのだろう」と推定し、「このように防疫をするから全国にウイルスが広がらざるを得なかったのだろう」と嘆いた。

現場を確認するため去る10日に訪問したこの農場で、糞尿の山に捨てられた子豚の姿は見当たらなかった。子豚が置いてあった場所は飼料で覆われていた。去る8~9日頃、京畿道の防疫公務員たちが埋却現場点検に立ち寄ったことが確認された。十分な装備を備えておらず飼料の山の中までは覗き見られなかった。

京畿道は11日‘口蹄疫と関係なく山に捨てられたもの’を誤って報道したように説明する解明資料を報道機関などに送った。京畿道の主張とは異なり、子豚らが放置されていた農場などは、埋却地と関係ない山などではなく、埋却現場の直ぐそばだ。 文・写真キム・ヒョンデ先任記者 koala5@hani.co.kr

農場主の不利益を憂慮し写真の位置は公開せず

子豚らを放置した口蹄疫発生農場らの正確な位置を<ハンギョレ>は記事で公開しなかった。昨年11月29日、慶北、安東発 口蹄疫発生以後、農林水産食品部など政府防疫当局は‘国外旅行に行ってきた’という理由だけで性急に特定農場主を口蹄疫原因提供者と目星をつけ、結局その人が周囲からおぞましい非難と暴言に苦しめられた事例があった。<ハンギョレ>は該当農場主と情報提供者などが不当な不利益を受けないと確信できるまでは農場の位置を公開しない方針だ。キム・ヒョンデ先任記者

文・写真 キム・ヒョンデ先任記者 koala5@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/463081.html 訳J.S