原文入力:2011-02-11午前10:28:54(967字)
韓東大 "学習権き損" 教授 懲戒委 回付…教授ら "行き過ぎた処置" 論難
パク・ジュヒ記者
慶北、浦項の韓東大が講義の時に政府に対する批判的意見をしばしば提起し、授業権を傷つけたという理由で教授を懲戒委員会に回付し "行き過ぎた処置"だという指摘が出ている。該当教授は 「大学が政治的見解に対する検閲を要求している」として反発している。
韓東大財団のヒョンドン学院は先月10日、ユン・某(48)国際語文学部教授に教員懲戒委員会に回付すると通知し、来週開かれる理事会で懲戒可否を決める予定だ。10日、財団がユン教授に送った懲戒理由説明書によれば、ユン教授が昨年1学期、高級英文法と言語哲学を講義しながら‘政府と学校、総長を非難することに多くの時間を費やした’と明らかにした。4大河川事業、天安艦事件、狂牛病、光州民主化運動のような政治的素材を多く扱い、こういう主題で期末試験問題を出し学生たちに政治的見解を強要したということだ。財団は「教授として職務倫理、信義誠実、教授品位を損傷した」と明らかにした。
ユン教授は「社会的問題を講義時間に素材として活用しながら、学生たちが世の中を見て考える場を広げてあげようとしただけ」とし「(大学・財団側の懲戒委回付は)事実上 政治的見解に対する自己検閲を要求する処置だ。それと共に学習権を前面に掲げ懲戒するということは不当だ」と反発した。
こういう葛藤が知らされ、大学側は政治的懸案と関連した内容は懲戒対象ではないと強調した。チェ・ヤンギュ韓東大教務処長は「講義時間に内容と関連のない政治的問題に過度に長く言及し、学習権を侵害する授業方式を改善しろと要求するもの」と話した。
だが、教授の講義・授業方式を問題視し懲戒までしようとするのは‘学問の自由を威嚇する過剰対応’という批判が出ている。韓東大のある教授は「一部学生たちの授業権が邪魔されたといっても、教授を懲戒する懸案ではないとみる」と話した。
大邱/パク・ジュヒ記者 hope@hani.co.kr
原文: 訳J.S