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アフガン、韓国PRT基地に ロケット砲 5発発射

登録:2011-02-10 07:28
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/462541.html

原文入力:2011-02-09午後07:47:51(871字)

アフガニスタン、パルワン州 チャリカル市所在の韓国地方再建チーム(PRT)基地に向け8日午後(現地時間)、ロケット砲5発が発射された。特に、キム・クァンジン国防部長官が攻撃がなされる7時間前までこの基地に留まっていたことが確認され、キム長官を狙った現地武装勢力の攻撃ではないかという観測が出ている。

外交通商部当局者は9日「8日19時30分(現地時間、韓国時刻 深夜12時)頃、チャリカル韓国地方再建チーム基地に向けてロケット砲(RPG) 5発が発射された」とし「2発は基地周辺に、3発は基地内部に落ちた」と明らかにした。この当局者は「わが方の要請で現地警察が直ちに出動した」とし「19時50分頃、状況が終了し人命や施設の被害はなかった」と伝えた。現地工事を終えた後、先月24日に入居が完了したチャリカル基地には民間側地方再建チーム57人と軍(Ashena(訳注:現地語で友人の意)部隊員) 277人、警察官35人など計369人が勤めている。

外交部当局者は「誰の仕業なのかは予断しにくい」とし「関連諜報については具体的に入ってきたものはない」と話した。しかし、事件当日の8日にはキム・クァンジン長官がAshena部隊員を励ますために午前までチャリカル基地に留まっていた。キム長官の訪問を控え、現地基地の気ぜわしい動きを把握したタリバンなどの武装勢力が意図的に攻撃した可能性も排除できない。チャリカル基地が攻撃を受けたことにより政府合同代表団が参加する予定だった14日の基地開所式も延期される可能性が高い。先立って昨年6月30日にもチャリカル基地工事現場にロケット砲弾2発が落ちるなど、今回までチャリカル基地に対して計3回の攻撃および爆発があった。

イ・ヨンイン記者 yyi@hani.co.kr

原文: 訳J.S