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100万人行進 予告 エジプト 極限緊張

登録:2011-02-01 07:19
https://www.hani.co.kr/arti/international/arabafrica/461592.html

原文入力:2011-01-31午後08:12:37(1169字)
デモ隊  "ムバラク退陣までデモ"
反政府勢力ら ‘過渡政府’ 論議

チョ・イルジュン記者

ホスニ・ムバラク(83)大統領の退陣を要求するエジプトのデモが長期戦に入り込む様相だ。
31日(現地時間)で一週間連続のデモを行っている市民たちは首都カイロの都心 タフリル広場に前日からキャンプを整え、ムバラクが退く時までデモを継続することにしたと<ロイター>通信が伝えた。 デモ隊は「軍はエジプトとムバラクの内、一つを選択しなさい」 と書かれた垂れ幕も掲げた。 デモ遮断のために投入された軍人たちもこれらを解散させるどころか、これらと食べ物まで分け合い食べて観望する態度を維持している。

崖っぷちに追い詰められたムバラク大統領は去る28日、民心収拾のために新たに任命したアフメド シャピク総理に政治改革と失業難対策、腐敗根絶と信頼回復のための方案を用意しろと30日指示した。 シャピク総理はこの日、国営テレビに出演し 「ムバラク大統領がすべての勢力との対話を通じ政治改革と憲法および法制改善のため新しく持続的な措置を直ちに全面的で効率的に施行することが重要だと強調した」 と明らかにした。

しかしデモ隊は31日に全面ストライキを促したのに続き、1日には ‘100万市民抗議行進’ を行うとし、ムバラク政権の完全退陣を圧迫し始めた。 エジプト政府は30日、3日前にカイロ市内から撤収した警察兵力を再び投じ、通行禁止時間も午後3時に一時間操り上げ緊張感も高まっている。 デモ隊は無差別鎮圧により100人余りが死亡させた警察兵力の再投入に極度の冷笑と警戒感を示している。

エジプト内の反政府団体らは過渡政府構成方案を論議中だと知らされた。最大野党圏勢力のムスリム兄弟団は去る27日、急遽帰国したムハムマド  エルバラダイ前国際原子力機構(IAEA)事務総長にムバラクの執権民族民主党を除く挙国連合政府構成のための交渉権を委任した。

政府とデモ隊の極限対立が長期化する兆しを見せるなかで外国人の ‘エジプト脱出' 行列も相次いでいる。米国、トルコ、イラク、カナダ、日本などがすでに自国民撤収のためのチャーター機投入を決めたり検討している。 キム・ヨンソン外交通商部スポークスマンは「海外同胞1000余人の内、30日に117人が韓国に出国した」 として「(航空便を)緊急増便するかどうかは今、関係部署および大韓航空側と協議中」 と話した。 チョ・イルジュン記者 iljun@hani.co.kr

原文: 訳J.S