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反共法 ‘無念な獄中生活’ "国家が12億6千万ウォン賠償" 判決

登録:2011-01-31 08:58
https://www.hani.co.kr/arti/society/rights/461415.html

原文入力:2011-01-30午後08:49:50(680字)

キム・グァンス記者

大邱地方裁判所民事15部(裁判長 カン・ドンミョン)は30日、5・16軍事政府に抗議する反対活動をして不法逮捕された前韓国教員労働組合総連合会事務局長イ・某(88)氏と家族らが国家を相手に出した損害賠償請求訴訟で 「国家はイ氏と家族らに12億6500万ウォンを支払え」 として原告一部勝訴判決をしたと明らかにした。

裁判所は「被告(国家)はイ氏を逮捕した後に制定された特別法を遡及適用し処罰し、不法逮捕と拘禁状態で懲戒手順を踏まずに教員免職処分をしたので、イ氏などが蒙った精神的損害を賠償する義務がある」 と明らかにした。 続けて 「被告は損害賠償請求権が民法および国家財政法の時効満了により消滅したと主張するが、イ氏が革命裁判所判決に関する再審判決が確定した昨年11月までは損害賠償請求権を行使することができない障害があったものとみられる」と判示した。

イ氏は1961年軍事クーデターでスタートした5・16軍事政府が反共臨時特別法制定などを行うや これに反対する活動をして逮捕され懲役10年を宣告され4年6ヶ月間にわたり獄中生活をした後に赦免された。 イ氏と家族らは昨年2月に裁判所に再審を請求し無罪を宣告された後、国家を相手に損害賠償訴訟を起こした。

釜山/キム・グァンス記者

原文: 訳J.S