原文入力:2011-01-24午後10:18:31(1057字)
‘ハンギョレ’・KSOI世論調査
富裕税 81%が賛成…来年 大統領選挙イシュー、経済・福祉の順
アン・チャンヒョン記者
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税金を多く払っても福祉水準を今よりもっと高めようという増税論に対し、賛成意見が反対意見より若干多いことが分かった。我が国の全般的な福祉水準に対しては足りないという意見がはるかに多かった。
<ハンギョレ>と‘韓国社会世論研究所’(KSOI)が去る22~23日に19才以上の全国成人男女800人を対象に行った電話世論調査結果によれば、‘税金をより多く払っても福祉水準を今よりもっと高めよう’という意見に "同意する" 応答が53.1%に達した。"同意しない" という意見(45.9%)より7.2%高かった。
我が国の全般的な福祉水準については "足りない" という応答が59.1%に達し "適当だ" という応答(32.6%)の倍近くになった。"過度だ" という応答は6.7%に過ぎなかった。特に、"福祉拡大のために最上位の金持ちたちに富裕税を賦課しなければならない" という主張に対して81.3%が賛成した。富裕税導入反対は18.1%に過ぎなかった。
国民の‘福祉渇望’は次の大統領選挙に対する関心にも投影された。‘来年の大統領選挙で重く扱われなければならない政策’の優先順位を挙げる質問で、経済政策(53.4%)に続き 福祉政策が19.3%で2位を占めた。2種類を挙げてくれという要請に対し1,2順位を合わせれば経済政策(74.2%),福祉政策(48.4%),地域均衡発展(23.4%),対北韓政策(20.9%)の順だった。
福祉熱望は高かったが、方法論については多少の混線が示された。"所得水準に関係なく福祉を提供しなければならない" という普遍福祉論が30.3%に留まったのに比べ、 "選別して福祉を提供しなければならない" という選別福祉論は68.8%と現れた。反面、普遍福祉の一つである小中高生全員に対する無償給食提供に対しては賛成55.9%、反対43.6%で、賛成論が若干上回った。
今回の調査は95%信頼水準で誤差限界は±3.5%だ。
アン・チャンヒョン記者 blue@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/460366.html 訳J.S