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ソマリア海賊ら "韓国船員 報復殺害する"

登録:2011-01-24 11:26

原文入力:2011-01-24午前09:16:41(1046字)
"復讐する方法 探している…韓国が自ら招来"
"韓国船 燃やし船員ら殺すだろう"

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韓国軍の攻撃で8人の海賊が死亡したことに対しソマリア海賊らが韓国人船員に対する報復殺害をすると威嚇した。
 ‘モハメド’と自身を紹介したある海賊は23日<ロイター>通信との電話通話で 「我々は決して人質を殺害しようとは計画しなかったが、今は復讐する方法を探している」と話した。彼は 「我々は決して身代金を要求せず韓国船を燃やし船員らを殺すだろう」とし「そのための我々の努力を倍加して行くだろう」と話した。ソマリア海賊の巣窟として知られるカラドゥに隠れ住んでいるこの海賊は「韓国は我が同僚を殺害したことにより自ら困難を招来した」と付け加えた。

 ソマリア海岸2ヶ所に根拠地を置く海賊らはまた、今回の韓国軍の三湖ジュエリー号救出作戦以後、他の外国軍の類似作戦施行に備え一部人質を船舶から下船させた後、内陸に移動させたと主張した。自身を‘フセイン’と明らかにした別の海賊は「我々は(拉致した)船舶の船員を内陸に移動させ始めた」として「我々は警備活動を強化した。我々は韓国軍特攻隊との戦闘で‘優れた’同僚を失った」と話した。

 これと関連して、ケニアに本部を置く海事機構である‘東アフリカ航海者支援プログラム’運営者アンドリュー ムワングは、海賊らが危機感を感じる時 人質を内陸に移動させると話しながらも、海賊の韓国人船員殺害威嚇に対しては疑問を提起した。彼は「海賊らは今興奮している状態なのでどんなことでも犯しうるだろうが、彼らの主な目標は常に金だった」とし、海賊らの韓国人殺害威嚇が言葉だけに終わる可能性が低くないという点を示唆した。

これら海賊は昨年10月、ケニア海上で操業中に拉致されたクムミ305号(214t級)に対しては言及しなかった。ソマリア海賊に拉致された当時、クムミ305号には船長と機関長など韓国人2人と中国人2人、ケニアの39人など計43人が乗っていた。ソマリア海賊は昨年末基準で船舶28隻と船員600人余りを抑留しているものと把握されている。

 eニュースチーム

原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/460252.html 訳J.S