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4400t級駆逐艦…対空ミサイル32発・リンスヘリコプター1機 搭載

登録:2011-01-22 07:25

原文入力:2011-01-21午後04:07:37(1017字)
人質救出の主役チェヨン艦は?

クォン・ヒョクチョル記者

←ソマリア、アーデン湾海域で昨年12月29日から本格的な任務遂行に突入した青海部隊チェヨン艦乗務補助員など部隊員が飛行甲板に集まり、数字‘2011’を作り任務完遂を誓っている。

 人質救出作戦に投入された青海部隊6陣チェヨン艦は昨年12月29日、5陣王建艦と任務を交代した。
 青海部隊6陣は4400t級駆逐艦のチェヨン(崔瑩)艦(DDH-Ⅱ)と対潜水リンスヘリコプター1機、30人余りの特殊戦(UDT/SEAL)要員で構成された検問・検索チーム、海兵警戒隊など300人余りで構成されている。

 特に青海部隊6陣には派兵が二回目の検問検索チーム要員7人が含まれており、多様な経験を同僚に伝授しながら海賊掃討戦闘力が一層強化された。チェヨン艦は昨年12月初め、釜山を出発し任務区域のアーデン湾に移動する間、海賊退治作戦手続き熟達のための総合訓練、海上射撃訓練、戦術討議を実施した。

 今回の人質救出と海賊掃討にはリンスヘリコプターと検問検索チームが大きな役割を果たした。最高時速 300kmのリンス ヘリコプターは海賊の動態を監視するのはもちろん狙撃手の射撃と搭載したK-6機関銃で海賊を直接攻撃することも可能だ。海軍特殊戦要員(UDT/SEAL)により編成された検問検索チームは高速ゴムボートに乗り海賊船や拉致された船舶を検問・検索したり海賊を制圧する役割を引き受けた。

韓国型駆逐艦2次事業(KDX-Ⅱ)で建造された忠武公李舜臣級駆逐艦6隻の内の一つであるチェヨン艦は大洋での任務遂行能力が向上し機動戦団の主力戦闘艦の役割をする。

チェヨン艦はSM-Ⅱ対空ミサイル32発を搭載し対空防御概念を区域対空防御概念に発展させた。また、艦艇船体にはステルス技法を導入し電磁波、赤外線、騒音などがほとんど露出せずに生物化学攻撃を受けても効果的に対処できる。これと同時に5インチ主砲および対潜ヘリコプターを搭載し戦闘遂行能力が高まった。

クォン・ヒョクチョル記者 nura@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/459945.html 訳J.S