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KARA 3人、所属会社に契約解約要求…ク・ハラ "私は残る" 翻意

登録:2011-01-20 08:06

原文入力:2011-01-19午後09:22:07(1627字)
"無断契約・一方的活動強要" 主張
相次ぐアイドル法廷攻防‘波紋’

ソ・ジョンミン記者

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韓国と日本を行き来して大人気を享受している5人組ガールグループ KARAの一部メンバーが所属会社に反旗を翻し波紋を呼んでいる。
リーダーのパク・キュリを除くハン・スンヨン、チョン・ニコル、ク・ハラ、カン・ジヨンなどKARAメンバー4人は19日午前、法務法人ランドマークを通じ所属会社のDSPメディアに専属契約解約を通知し、メネージメント業務の中断を要求した。しかしDSPメディアはこの日午後、報道資料を出し 「契約解約を通知してきた4人の内 ク・ハラはこれに同意しないことを決めた」と明らかにした。ク・ハラが立場を翻しパク・キュリとともに現所属会社に残ることにしたということだ。

ランドマークは 「所属会社が地位を悪用しメンバーらが望まない芸能活動の無条件強要、人格冒とく、詳しい内容説明なしで結んだ各種無断契約などによりメンバーたちに精神的な苦痛を与えた」とし「そのためメンバーたちの血のにじむような努力が無駄になるなど挫折感が非常に深刻で これ以上所属関係を維持することは不可能と判断した」と明らかにした。

法律代理人のホン・ミョンホ弁護士は「KARAが韓国と日本を行き来してファンに愛されているにもかかわらず、こういう決定を下す程にメンバーらが大きな傷を受けた」と説明した。KARAの一部メンバーらは所属会社が自分たちを金儲けの手段だけに利用したと主張している。歌謡界の一部ではKARAが日本での活動で稼いだ収益に比べ、メンバー当事者には過度に少ない金しか払わなかったのではないかという観測も出ている。

去る2007年にデビューしたKARAは‘プリティガール’、‘ハニー’、‘ミスター’、‘ルパン’、‘ジャンピング’等、多くのヒット曲を出し、日本でも少女時代に匹敵する人気を謳歌している。昨年12月20日に発表された第43回オリコン年間ランキング2010でKARAのアルバム<少女トーク>は16万4000枚が売れ、新人歌手部門1位(全体順位45位)を占めた。特に日本で発売したアルバム8枚(シングル2枚、アルバム5枚、DVD1枚)は年間13億円(175億ウォン)の売り上げを記録し、少女時代の8億8千万円(119億ウォン)を抜いたと<産経スポーツ>が昨年末報道した。

DSPメディアは不当待遇を受けたという主張に対し 「収益配分は公正に処理しており、望まない芸能活動を強要したり人格を冒とくしたこともない」と主張した後 「問題があるなら当事者間の調整と和解を通じて円満に解決していく」と明らかにした。

DSPメディアは1980年代末に大成企画として出発した芸能企画会社で、90年代中盤にSechs Kies、ピンクルなどの人気グループを相次ぎリリースし成長した。 以後ク、Click-B、トSS501、レインボーなどを相次ぎ輩出し中堅企画会社としての地位を確立した。

昨年、東方神起を出しJYJを結成したチェジュン・ユチョン・ジュンスの三人がSMエンターテインメントと専属契約を巡る法廷攻防を行っており、スーパージュニアの中国人メンバー ハンギョンが所属会社との専属契約無効訴訟で最近勝訴したのに続き、今回のKARA事態に火がつきアイドル グループ メンバーと所属会社間の葛藤が歌謡界全般に広がる可能性も提起されている。場合によっては歌謡界全体が大きく揺れかねず関係者たちは事態に推移を注目している。

ソ・ジョンミン記者 westmin@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/459529.html 訳J.S