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チョン・ビョングク 地方区予算‘特典’疑惑

登録:2011-01-17 09:29

原文入力:2011-01-17午前08:38:29(1435字)
‘南漢江芸術特区 485億’予備妥当性調査 せず
文化部、総事業費 縮小の疑い…財政部も目をつむり

チョン・セラ記者

←チョン・ビョングク文化体育観光部長官候補者

チョン・ビョングク文化体育観光部長官候補者の地方区事業であり、政府予算で推進される‘南漢江芸術特区事業’が予備妥当性調査をパスした‘怪しい予算処理’等、各種疑惑で論難をかもしている。こういう状況で企画財政部予算責任者 リュ・ソンゴル次官は、チョン候補者人事聴聞会に証人として採択された直後から異例の該当常任委員会所属国会議員らと全方向的に接触し‘不適切な身の振り方’という批判をかっている。

16日、企画財政部と文化部資料によれば、芸術特区事業は文化部推進事業として韓国放送広告公社(コバコ)の南漢江研修院敷地に芸術家施設を作り、これを地域観光事業に育成するという内容だが、2011年から2013年までに485億ウォンの事業費を政府予算で調達するとされている。だが、この過程で財政部と文化部が国家財政法上要求される‘予備妥当性調査’をせずに不適切な予算編成をしたという疑惑がふくらんだ。予算編成に先んじた予備妥当性調査は国家財政法により総事業費が500億ウォン、国家財政支援が300億ウォンを越える新規事業に対して義務化されているためだ。

民主党側はこれと関連して「芸術特区の実総事業費は485億ウォンではなく600億ウォン台と推算されるにも拘らず文化部と財政部が総事業費の一部をこっそりと隠し縮小して予備妥当性調査を免れた」と主張した。 文化部は特区自らの財団基金で事業費を調達する3ヶ事業内訳を除き総事業費を485億ウォンに縮小算定し、財政部予算室側もこれに目をつむったということだ。

これに対して財政部側は文化部に責任を転嫁したり曖昧な返事をしている。予算処理当時、文化予算課長だったホ・ナムドク課長は「文化部が強く要求した予算で(国庫支援など)残りの施設は財団基金で行うと言った」として「これを総事業費に含ませるか否かはケースバイケースで判断すること」と話した。だが、財政部のユン・ジョンシク妥当性調査課長に担当責任解釈を問い合わせると 「予備妥当性調査の可否を分ける総事業費規模は国費負担、地方自治体負担、民間自己負担を全て合わせて算定することが原則」と明らかにした。

こういう状況でリュ次官は証人採択直後に文放委所属野党議員8人全員に面談日程を要請し個別接触に出て後日談を産んでいる。これに伴い、国会の一部では 「チョン・ビョングク、チェ・チュンギョン候補に続き聴聞会証人に採択された高位公務員まで議員室直接巡回に出たということは異例的であるのみならず不適切な身の振り方」という指摘が出ている。財政部の不適切な業務処理論難を覆い隠そうとするロビーに映ることはもちろん、ややもすれば‘チョン・ビョングク防御マン’という話まで出てきうるということだ。

一方、チョン・ビョングク候補者側は「芸術特区は私たちの市場育成のためのもので候補者のための地方区予算ではない」と弁明した。 チョン・セラ、イ・セヨン記者 seraj@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/458997.html 訳J.S