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三星電気 セクハラ被害者 ロースクールへ行く

登録:2011-01-16 08:24
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/458976.html

原文入力:2011-01-15午後01:39:10(1078字)
イ・ウンウィ氏 "三星と戦いを元手に弱者を助ける弁護士なる"

イム・ジソン記者

2005年、部署長のセクハラ事実を会社に知らせ、反対に待機発令などの不利益を蒙り法廷での争いにまで進んだ三星電気イ・ウンウィ(36)氏が最近 全南大法学専門大学院(ロースクール)に合格した。
イ氏は 「大変でも会社内で戦う」として裁判が終るまで退社をしなかったが、昨年4月 三星電気を相手に出した損害賠償請求訴訟で勝訴した後 10月末に退職した。今は3月のロースクール入学を準備中だ。

イ氏の闘争は2005年6月に遡る。当時、東ヨーロッパ出張に共に行った部署長パク・某氏が彼女の尻をたたき 「上司によく仕えなさい」と言った。イ氏は会社の人事チームにそうした事実を知らせた。だが、人事チームは「部署長はそのような事実はないと言っている」として イ氏に待機発令措置をした。

2008年国家人権委員会が三星電気に再発防止対策樹立を勧告したが、会社はそれに対抗し行政訴訟を提起した。イ氏も損害賠償請求訴訟で対抗した。イ氏は14日 「長い訴訟過程で‘万年代理’として人事上の不利益と共に部署で除け者にされるなどの苦痛を味わった」と話した。

昨年4月15日、水原地裁城南支所民事合議1部(裁判長 ファン・ヒョンチャン)は「三星電気は前部署長と共に250万ウォン、また、別に3750万ウォンを賠償しなさい」と判決した。裁判所は判決文で「パク氏の性的表現行為により(イ氏の)人格権が侵害され精神的苦痛を受けたことが明白だ」とし「にも関わらず三星電気が反対にイ氏に不利益な措置まで取った」と明らかにした。

イ氏は「退社当時、人事チームが‘会社であったことをこれ以上問題にしない’という内容の覚書に署名することを要求したが拒否した」と明らかにした。 おかげで彼女の歩みは自由だ。イ氏は3月に自身の戦いを記録した本を出版する予定だ。

イ氏は「退社の便りを知った顔も知らない数百人の三星職員たちが電話やEメール等で激励と支持の意を送ってきた」として「三星だけでなく韓国社会の問題を直視し、私のように孤独で辛い戦いをしなければならない人々を助ける弁護士になりたい」と抱負を明らかにした。 イム・ジソン記者 sun21@hani.co.kr

原文: 訳J.S