原文入力:2011-01-11午前09:04:24(1105字)
9日夕 "聴聞会で誤解を解くことができる"
10日夕には "そんな風に出て行く必要はない…"
クォン・ヒョクチョル記者、ソン・ウォンジェ記者
←チョン・ドンギ監査院長候補者が10日午後、ソウル、鍾路区、通義洞の金融監督院別館候補者事務室を出て乗用車に乗っている。キム・ジンス記者 jsk@hani.co.kr
チョン・ドンギ監査院長候補者は10日、候補辞退有無など自身の去就について確答を出さなかった。ただし記者らの度重なる質問に「少し考えてみる」として「(去就問題は)十分に事前に申し上げる」と語った。彼は‘聴聞会まで継続的に準備するのか’という問いに「そんなに遠くまで出て行く必要はない」と答え、まもなく去就に対する決定を下す意向であることをほのめかした。大統領府側ではチョン候補者が11日頃に辞退するだろうという観測が出ている。
チョン候補者はこの日午後5時40分頃、候補者事務室が用意されたソウル、鍾路区、通義洞の金融監督院別館から退勤する際に記者たちと暫し会った。だが、去就表明可否を尋ねる質問には「後で話しますね」と即答を避けた。彼は記者たちが‘明日朝こちらへ出勤するか’と尋ねるや、「ちょっと残忍じゃないですか。(去就問題は)私が十分に事前に申し上げる」とした。彼は‘(大統領府民政首席在職時)国務総理室傘下公職倫理支援官室から民間人査察の報告を受けなかったか’という質問には「事実でない」と強く否認した。
チョン候補者はこの日午前、候補者事務室へ出勤した後、退勤前まで記者たちを避け一日中事務室に留まっていた。彼は9日夕方の時点でも‘聴聞会でよく解明すれば誤解を解くことができる’として、人事聴聞会準備に没頭していたことが知られた。彼の聴聞会を支援する側近たちも提起された各種疑惑に対し「大部分 事実ではないので監査院長候補者として決定的な過誤はない」という反応を示した。
だが、この日午前、ハンナラ党までがチョン候補者の自主辞退を促した事実が知らされ、彼はこの日ずっと外出することなく在室し去就を悩んだ。チョン候補者は先週までは午前中には自身が理事長である政府法務公団に行き、午後には候補者事務室へ出勤していたが、この日は午前から候補者事務室へまっすぐ出勤したと知られた。 クォン・ヒョクチョル、ソン・ウォンジェ記者 nura@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/458053.html 訳J.S