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‘プレスセンター’清掃労働者も解雇の危機

登録:2011-01-10 11:53
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/457930.html

原文入力:2011-01-10午前09:22:18(909字)
労組作るや用役業者が "定年すぎて契約解除" 圧迫

オ・某(68)氏は1985年にできたソウル、中区、太平路のプレスセンター(韓国言論会館)で25年間にわたり仕事をしてきた清掃労働者だ。<ソウル新聞>と韓国言論振興財団が分割所有しているこの建物の勤務環境は比較的良い方だった。
だが、自身を雇用したB用役業者が昨年初め同僚5人を解雇し状況が変わった。一時、広さ2023平方メートルの1階を2~3人で清掃していたが、同僚がぞろぞろ切られながら1人が1.5階を引き受ける程に労働強度が強まった。人材が減ったのに週6日勤務(平日7時間・土曜日5時間)と‘法定最低賃金’はそのままだった。

明け方4時30分頃に出勤のために家を出て午後4時に終わるが、4大保険料を払えば月給は80万ウォン水準だ。

用役業者が昨年夏にまた6人を追加解雇しようとし、オ氏は同僚13人と共に昨年10月に公共労組ソウル京仁地域公共サービス支部傘下‘プレスセンター支会’労働組合を結成した。労組を作った後、一日8時間・週5日制勤務、延長・夜間・休日勤労時の手当て支給などを要求した。

ところが労組ができた後、状況がさらに悪化した。来る31日、建物所有主と再契約を決める用役業者は労組結成を主導したオ氏らに‘65才定年’を根拠に圧迫した。オ氏らはすでに定年を過ぎて勤務してきた。結局、これらの人々は去る6日、生まれて初めて‘チラシ’を作り「なぜ労働組合を作るやいなや解雇の危機にあわなければならないのですか」として、建物を訪れる人々に訴えた。

これに対しB用役業者関係者は「建物所有主と協議をしているが、労組の要求事項を全て聞き入れ私たちが再契約をすることができなければ、さらに多くの清掃労働者たちが大量解雇される事態が起きるだろう」と話した。

オム・ジウォン記者 umkija@hani.co.kr

原文: 訳J.S