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地方警察庁長 2人も‘飯場食堂’金品ロビーに関与

登録:2011-01-07 10:51
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/457552.html

原文入力:2011-01-07午前08:40:55(1114字)
当事者らは金品容疑 否認

ホン・ソクチェ記者

建設現場の食堂‘飯場食堂’運営権と関連した金品ロビー捜査が現職警察高位幹部にまで拡大している。
ソウル東部地検刑事6部(部長 ヨ・ファンソプ)は6日‘飯場食堂運営権専門斡旋ブローカー’ユ・某(64・拘束起訴)氏が飯場食堂の運営権を得るためにキム・ビョンチョル(56)蔚山警察庁長官とヤン・ソンチョル(56)光州警察庁長官に巨額の金品を渡した疑惑を捕捉し調査中だと伝えられた。検察は飯場食堂運営権を得るために建設会社役員らに巨額の金品を渡したユ氏が、警察幹部らにも工事現場で発生する各種嘆願を解決する代価として金を与えたという陳述を確保したと分かった。

該当警察幹部らは関連疑惑を全面否認している。ヤン・ソンチョル光州地方庁長はこの日<ハンギョレ>との通話で 「3~4年前1,2度会った以後、連絡をしたことも、来たこともない」として「同郷だという理由で(私の)名前が議論されているだけで全く事実無根」と話した。キム・ビョンチョル蔚山地方庁長もこの日 解明資料を出し 「2005年に同僚の紹介で知ることになり、2~3回食事を共にした後、昨年10月に勤務地の慶北警察庁に訪ねてきて会ったことがあるが、事業関連請託や金品を授受した事実はない」と主張した。

検察は先立って拘束起訴された建設会社代表や幹部から「ユ氏が警察高位職をよく知っていると言い、実際に現場嘆願を解決した」という内容の陳述を受け捜査を展開した。

一方、2008年にユ氏が国会議員2人に各々1億ウォンと500万ウォンの後援支援金を渡したという疑惑が提起され、捜査が政界へ拡大するかも関心が集まっている。しかし名前が挙がった国会議員らは「ユ氏から後援支援金を受けたことはない」と主張した。これに対し検察は「調査内容に対しては確認することはできない」と明らかにした。

一線警察官らは元警察総帥と高位幹部らの不正疑惑のニュースにざわついていた。一線警察官らは「昨年、清廉と不正清算を強調した指揮部が実際にこういう疑惑にかかわったのを見ると力が抜け、警察官であることが恥ずかしくてたまらない」、「疑惑があるとして出国禁止になったが、そのような人々でないと思っていたのにあきれる」という反応を示した。

イム・ジソン、ホン・ソクチェ記者 sun21@hani.co.kr

原文: 訳J.S