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‘チョン・ドンギ 7億’特別問題にはならないと言う大統領府

登録:2011-01-07 09:55

原文入力:2011-01-07午前08:55:56(1535字)
"税金払えば4億程度…法的問題ない"
野党では "監査院長 不適切" 辞退要求

コ・ナム記者、ファン・ジュンボム記者

←チョン・ドンギ監査院長候補者

チョン・ドンギ監査院長候補者の政治的中立性が問題になっている中で、野党は6日‘前官礼遇性 月給与1億’が不適切だとし、辞退を要求した。ハンナラ党内でも 「李明博大統領が話した公正社会基準から見ても納得し難い」という意見が出てきている。
イ・チュンソク民主党スポークスマンはこの日論評し 「こういうお金は前官礼遇を考慮せずには受け取れない。監査院長は前官礼遇を監視し判断しなければならない職位にある」とし「自ら辞退することを促す」と明らかにした。民主労働党、進歩新党、国民参与党も各々論評しチョン候補者の辞退を要求した。

チョン候補者は2007年11月に大検察庁次長で退職し3日後に法務法人‘パルン(正しい)’に移り翌年6月20日までの7ヶ月間に7億7203万ウォンを給与と賞与として受け取った。一ヶ月に1億ウォンを越える報酬を得たわけだ。高位裁判官や検事が退任直後にローファームへ移職し巨額の給与や受託料を受け取る‘前官礼遇’慣行は継続的に批判を受けてきた。

ハンナラ党内でもチョン候補者を負担とする雰囲気が少なくない。‘親李明博直系’に分類されるある議員は「法的には問題がないとしても名声や貫ろくで名を連ねておき巨額を受け取った点で国民感情上 容認し難い部分がある」として「大統領が話した公正社会という基準から見ても納得し難い」と話した。

チョン候補者側はこの日、解明資料を通じ 「給与の中から税金3億ウォン余りを納付した後、3億9000万ウォンを受領した」とし「経歴および専門性、他のローファームの給与水準を総合的に考慮した時、正当な給与であり問題がない」と明らかにした。大統領府はチョン・ドンギ候補者の‘月1億給与’論難に対し 「大統領府内部聴聞会でも覗き見た部分」とし「法的に問題がない」と明らかにした。大統領府核心関係者は「共同代表弁護士として在職した結果、受託料、諮問料、法務法人全体収益に対する配当金などが含まれた金額で、税金を払えば4億ウォン程度であると理解している」として「透明に処理されたものでチョン候補者が国会人事聴聞会でよく説明すれば納得されると考える」と話した。しかし、大統領府関係者たちは「法的に問題がなくても国民感情上どのように受け取られるかは別問題」として「世論と野党の攻勢などを鋭意注視している」と話した。

大統領府民政首席として李明博大統領を補佐したチョン候補者が、独立性と中立性を生命とする監査院の首長として不適切だという批判も与野党からこの日再び提起された。監査院長人事聴聞特別委委員のハンナラ党のある初当選議員は「大統領府民政首席を引き受け大統領の見えざる手の役割を果たした人が、独立行政機関である監査院長をきちんとすることができるか」として「聴聞会で監査院長の政治的中立性問題を徹底的に問い詰める」と話した。ソン・ハクキュ民主党代表はこの日、国会で開かれた政策議員総会で「憲法機関である監査院は立法、行政、司法に続く事実上‘第4部’であり、独立性と中立性を備えなければならない」として「チョン候補者の指名は憲法精神に対する正面挑戦」と批判した。 コ・ナム、ファン・ジュンボム記者 dokko@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/457545.html 訳J.S