原文入力:2009-02-11午前09:58:39
ニューフェース特講で苦言呈したイ・ジュング教授
チョン・ユギョン記者
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“今私たちの大学らは‘どん詰まり教育’に向かって走って行っています。”ソウル大イ・ジュング教授(写真・経済学)がわが国大学の教育現実に対して決心したように苦言を呈した。彼は10日校内教授学習開発センターで開かれた正規試験合格ニューフェース対象特講で暗記中心,英語中心獨不將軍(訳者注:人の意見を聞かず何でも一人でしようとすること)式教育文化を強く批判した。
イ教授は「米国名門大でも英語で講義することが違うだけで内容は大きく異ならないのに、ソウル大出身の世界的な学者はほとんど見当たらない」として「これは単純注入式暗記教育と創意性を育てる教育の差のためだが、私たちはこれを反省せずに‘どん詰まり教育’にひた走っている」と話した。彼は新入生らにも「皆さんもまもなく‘族譜’(あんちょこ)を求めて実際ある先生は族譜に基づいて試験を出したりするだろうが、そのように勉強すればバカになる」として「ソウル大生の70~80%がそのようにしているようだ」と話した。
イ教授は特講に参加した合格者に、受動的な態度から抜け出し進取的に勉強することを注文し社会性を備えた人生の態度をやはり強調した。彼は「本の虫の友人は酒に酔った友人の背中をたたく方法もよく分からない」として「交流して協力する方法を学び真の友情が何かを悟るのも重要だ」と話した。イ教授はまた「究極的な目的に向かって(周辺の人々と)共に進む方法を習うことが重要だ」として再度社会的な人生の態度を強調した。
イ教授はまた最近大学街に流行のように広がっている英語講義に対しても否定的な見解を表わした。彼は「いくら英語が上手でもネーティブスピーカーに比較すれば70%の効率しかない」として「教える人も聞く人も効率的でないならば多くの損失があるので、結局英語に時間を多く使うだけに思考力が落ちることになるだろう」と話した。
チョン・ユギョン記者edge@hani.co.kr,<ハンギョレ>資料写真