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[ツイッター ブリーフィング]‘江南クラブ 白いT’メール

登録:2010-12-31 10:53

原文入力:2010-12-30午後08:31:43(1054字)

キム・ウェヒョン記者

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 "今日一日の始まりは江南クラブ 白いT女"
去る1日、三星電子社員O氏は上の題名の電子メールをチーム同僚に送り、クラブ パーティー写真5枚を添付した。 写真の若い女性たちの中でも白いTシャツを着た人がとりわけ引き立って見え、多くの男性の眼を引くだけのことはあった。 各種パーティーの日程と写真を共有するウェブサイトの名前が入った、‘コピーしてきた’写真だった。 メールを受け取った同僚は、それを別のチームの同僚に伝え、ここから4人の手を経た後に他の系列会社まで伝えられた。まもなく三星グループを越えて別の会社にも伝播し、この頃から受信者が少なくて4・5名、多くて数十人の知人にばら撒き始めた。メールは流行のように数多くの会社員のメールボックスに拡散し、一ヶ月を経た今でも引き続き流通している。

興味深いことに伝達者たちは約束でもしたように原本と経路を消さずにそのまま再転送した。その結果、最初にメールを送ったO氏の身元も消されることはなく、各段階で受けた人が誰それで、いつ誰に再送したのかもそっくり残った。受信者と発信者があまりに多くて版本がかなり多様化した中で、先週 流通したある版本は70余回の伝達を経た状態だった。メールアドレスや‘署名’に現れたやりとりした人々の面々は三星、現代車、SK、LG、GS、斗山、暁星、大宇など国内屈指の大企業とコンサルティング会社および会計法人職員たちだった。伝達過程で題名は‘白いT’を経て‘江南クラブ 白いT’に変わった。男性的な‘のぞき’から女性は排除されなかっただろうかと推測したが、拡散作業に参加した女性の数人も眼に触れた。

恐らくeメールに接することが出来ない人がはるかに多いだろう。大企業男性は‘彼らだけの冗談リーグ’まで別々にあるようだ。世の中は結局‘江南クラブ 白いT’メールを受けた人と受けられない人に分けられた。周辺にそのようなメールを伝えられる知人がいる人といない人の区分でもある。自分が誰を知っているかが、自分何を知ることになるかを決定する、いわゆる‘ソーシャル メディア’の本質だ。

キム・ウェヒョン記者 oscar@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/opinion/column/456509.html 訳J.S