本文に移動

ハンナラ 早期 大統領選挙 競争‘混乱の中に’

登録:2010-12-31 08:10

原文入力:2010-12-30午後08:12:23(1626字)
ホン・ジュンピョ "‘朴槿恵 偶像化’進行…逆風に吹かれるかも"
チョン・モンジュンも批判…指導部 リーダーシップ不在で制御不能
チョン・ドゥオン "来年 悪材料多く 底まで降りて行くことも"

アン・チャンヒョン記者

←ハンナラ党アン・サンス代表(右側)とウォン・ヒリョン事務総長が30日午前、ソウル、汝矣島の党舎で開かれた最高委員会議で話している。 タク・キヒョン先任記者 khtak@hani.co.kr

2011年、執権4年目を迎えるハンナラ党の前途が容易でないだろうという信号音があちこちで同時に鳴っている。潜在的大統領選挙走者らの競争で党内混乱が大きくなっているが、これを調節する党内指導力は‘空白状態’に近い。 議員らは暗い総選挙展望に心が地方区に向かっている。

30日、ハンナラ党では‘朴槿恵偶像化’という表現まで登場するなど、朴槿恵前代表の大統領選挙の歩みを牽制する声が相次いだ。ホン・ジュンピョ最高委員はこの日、あるラジオ インタビューで 「政府与党が難しい時点に、朴前代表が大統領選挙出征式に準ずる行事を行うのは大統領のレイムダックを加速化させかねない」として「あまりに性急だった。逆風が起きるかもしれない」と話した。ホン最高委員は特に「朴前代表を批判すれば、親朴の人々が蜂の群れのように駆け寄る‘朴槿恵偶像化’が進行している」と直撃弾を飛ばした。彼は去る2000年、大統領選挙を2年後に控えてイ・フェチャン当時総裁側が大勢論に期待‘7年大統領’と言って逆風に吹かれた事例を挙げもした。

チョン・モンジュン前代表もこの日、記者らとの昼食懇談会で朴前代表の‘福祉歩み’と関連して 「政治家たちが皆 福祉を語るが、未来に対するビジョンと福祉をバランスを持ってしなければならない」として「福祉だけを強調するのは望ましくない」と話した。彼は前日、自身のホームページにあげた文で「ポピュリズムを警戒しなければならない。世の中に無料はない」とした。先立ってキム・ムンス京畿知事も前日、親李系集いである‘共に明日へ’の忘年会に参加した後、記者らに 「大統領選挙が早期過熱すれば国家的リーダーシップの混線があるだろう」として朴前代表を狙い打ちした。

与党大統領候補らの足取りが忙しくなりながら、混乱に駆け上がる可能性があるが、これを調節する党指導部はリーダーシップの限界に直面している。アン・サンス代表はこの日、老人福祉施設で奉仕活動に乗り出すなど‘民生歩み’を進行しているが、まだ‘魔法瓶’、‘自然産’等の荷物がとても重い。キム・ムソン院内代表も新年予算案単独処理の後暴風から まだ自由でない。それでも早期全党大会を開き新しい指導部を構成するのは難しい状態だ。

力を集めて党を導くもう一つの軸の議員たちは、この頃は地方区にちりぢりに散って各自 生き残りの道を歩いている。中央政治次元では解決法が見い出せないので、ひとまずは地方区活動でも熱心にしなければならないということだ。嶺南地域のある議員は「どれくらい役に立つかわからないが、このようにでもしなければ自ら安心もできない」と話した。

状況が継続的に難しくなり、反転の契機を見いだせず党内首都圏議員を中心に悲観論が強まっている。チョン・ドゥオン最高委員はこの日、最高委員会議で「来年ハンナラ党はさらに悪くなるだろうし、悪材料はさらに多くなるだろう」としながら「この間、我々が先送りして覆ってきたことらが来年にはたくさん出てくる可能性が高く、党が底まで降りて行くかもしれない」と話した。

アン・チャンヒョン記者 blue@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/456498.html 訳J.S