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米、韓国の対北韓強硬策 負担?

登録:2010-12-30 10:21
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/456312.html

原文入力:2010-12-29午後07:49:37(1267字)
毎日新聞 "米-中、6者会談に先立ち南北対話必要 合意"
WP "米大使、延坪島訓練前日 大統領府訪問‘必要性’尋ねた"

クォン・テホ記者

米国、中国、ロシアなど韓半島を巡る強大国らが緊張緩和と南北対話を要求する方向に動く姿を見せている。
<毎日新聞>は北韓核問題などを議論する‘6者会談’に先立ち、南北対話が先になされなければならないということで米国と中国が合意したと米政府高位官僚の話を引用し29日報道した。この新聞は「中国は6者会談を提案したが、南北対話が先に進行されなければならないということで米国と中国が大きな枠組みで合意した」と伝えた。これは韓国政府の意志を無視したまま 一方的に6者会談を推進することよりは韓国に選択権を与えるものだが、結局は対北韓強硬策を抜け出した対話を要求することだ。米国と中国が最近 急激に融和的な雰囲気を見せているのは来月19日に胡錦濤主席の訪米を控え、両者共に対立が尖鋭化することを避けようとしているためだとこの新聞は解釈した。

米-中の‘南北対話’要求の動きと共に、中国とロシアも南北間直接対話を促した。ロシアを訪問中の程国平 中国外交部部長補佐(次官補)とアレクセイ ポロダプキン ロシア外務部次官は28日 「両国は韓半島でいかなる戦争も、緊張造成も受け入れることはできない」とし「中国とロシアは韓国、北韓の直接対話を促すだろう」と明らかにしたと<新華社通信>が29日報道した。程部長補佐とポロダプキン次官は「6者会談は韓半島問題を解決する最も現実的で効率的な方法」としつつ「最も至急なことは6者会談首席代表間緊急会議を開き、韓半島が対応から対話に出て行くようにすること」と話した。

このように韓半島周辺で和解ムードを作ろうとする努力が始まる中で、米行政府内では最近 対北韓強硬策に没頭する李明博政府に対する憂慮が深まっていると<ワシントン ポスト>が28日報道した。この新聞は米官吏の弁を引用し、キャスリン スチーブンス駐韓米大使とウォルター シャープ韓米連合司令官が延坪島砲撃訓練の前日に大統領府を訪問し、砲撃訓練が必要なのかを繰り返し確認したとし、これを米国が韓国の対北韓強硬態度に憂慮を表示した事例として紹介した。パトリック クローニン新米国安保センター研究員は「イ大統領が過剰対応をするのではないかに対する憂慮、すなわち砲撃訓練は米の一部官吏たちにとって過度に危険なこととして見えた」と話した。この新聞はまた「韓-米政治アナリストたちは、イ大統領が近い将来 米国から‘北韓と外交的に対話をしなさい’という圧迫に直面することになるだろう」と予測した。

ワシントン、東京、北京/クォン・テホ、チョン・ナムグ、パク・ミンヒ特派員 ho@hani.co.kr

原文: 訳J.S