原文入力:2010-12-29午前08:58:11(1895字)
ク・ボンジュン記者、キム・ヨンフン記者
←文化界 10大ニュース1(*クリックすれば大きく見ることができます。)
絵キム・ヨンフン記者 kimyh@hani.co.kr
文化界でも楽しく愉快とは言えなかった。社会が全般的に重く胸苦しくなるニュースが多かった2010年、文化界もやはり暗い便りが多かった。 <ハンギョレ>が選んだ今年の文化界 10大ニュースは大切な文化的価値が毀損され見過ごされる社会風土に警告音を鳴らす知らせが中心だった。時代が逆回りしたように文化財管理が不十分になり、文化行政が文化の上に君臨することが一年を通じて破裂音を出した年だった。人文社会書籍の突風はあまりにも目立ち、文化界の垣根を越えて<ハンギョレ>の‘2010年10大国内ニュース’へ席を移した。 略奪された文化財の返還、韓国歌手たちの第2韓流ブームがそれでも喜びをもたらし来年を期待させる。
文 ク・ボンジュン記者 bonbon@hani.co.kr,
絵 キム・ヨンフン記者 kimyh@hani.co.kr
1.光化門拙速復元 論難
光化門復元日程が2度前倒しになり不良工事疑惑がふくらみ、光化門表札板は結局2ヶ月後に割れた。11月の主要20ヶ国(G20)首脳会議と8・15慶祝式に合わせ無理に工程を操り上げたのではないかという指摘が続いた。
2.‘抵抗のペン’持った文学人
韓国文化芸術委員会が韓国作家会議に支援金3400万ウォンを与える条件として政府批判集会不参加誓約書を要求すると文学人が正面から真っ向対立した。怒った作家たちは支援金を拒否し政府の反文化的形態を文を書くことで批判することを決議した。
3.チョ・ヒムン委員長‘屈辱の退陣’
チョ・ヒムン映画振興委員会委員長が独立映画製作支援審査に不当介入し、11月初めに解任された。 チョ委員長は非難の中でも居座りで一貫し、不名誉退陣することになった。以後、文化部は来年の独立映画製作直接支援を全てなくし反発をかった。
4.外国人観光客 800万時代
我が国を訪ねた外国人観客数が11月に初めて年間800万人を超えた。外国人観光客は1978年100万人、1988年200万人を越え、昨年は781万人を記録した。
5.ガールグループ、第2韓流の主役
少女時代、カラー、ポミニッなど女性アイドル グループが日本で新しい風を起こした。ドラマに続き、韓国大衆歌謡が新しい韓流を導き韓流消費者層を若い世代へ広げた。
6.放送関係者ブラックリスト波紋
政権が変わった後、放送関係者の間でうわさが絶えなかった‘ブラックリスト’問題が溢れでた。放送人キム・ミファ氏がツイッターで韓国放送に出演禁止文書が存在するという疑惑があるとして問題を提起し、時事評論家ユ・チャンソン氏と俳優ムン・ソングン氏なども証言して論難がおきた。
7.‘スーパースターK’が残した希望の歌
歌手オーディション プログラム<スーパースターK>が大きな話題となった。 歌手志望生たちの個性と情熱に視聴者たちは魅了され、優勝した換気扇修理工出身のホ・ガクと終盤まで優勝を争ったジョン・パク、チャン・ジェインなど参加者たちが旋風的人気を享受した。
8.国外略奪文化財の帰還
フランスが1866年丙寅洋擾の時に奪っていった外圭章閣古文書と、日帝強制占領期間に搬出された王室古書が返還協定妥結により来年故国に帰ってくることになった。
9.4大河川事業に苦しむ文化財
今年の初めに本格化した4大河川文化財調査を巡り不良攻防が絶えなかった。 近代遺産側でも明洞聖堂再開発案が通過され民主化聖地の景観き損などを巡る論難が大きくなっている。
10.‘側近人事’が招いた行政混線
文化体育観光部の種々の‘コード人事’で行政全般に混乱が絶えなかった。文化部が無理に解任したキム・ジョンホン前韓国文化芸術委員会委員長が解任無効判決を受け、初めて‘2人委員長事態’が広がり、文化部長官に内定したシン・ジェミン前文化部次官が投機・偽装転入などの多くの疑惑で落馬した。
原文: https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/456215.html 訳J.S