原文入力:2010-12-28午前08:36:02(1418字)
昨年 売上増加も各々12.5%,5.1%で大きな格差
ファン・ボヨン記者
昨年 景気萎縮にも拘らず企業型スーパーマーケット(SSM)を含む大型スーパーの売上は2桁増加率を維持した反面、‘クモンカゲ’と呼ばれる小型店の売り上げは成長が鈍化したことが分かった。
27日統計庁が発表した‘2009年基準サービス業部門統計調査結果’によれば、サービス業の事業者数は235万9000ヶで一年前より2万2000ヶ(0.9%)増え、従事者数は881万3000人で30万3000人(3.6%)増加した。また、売上額は1103兆ウォンで42兆2000億ウォン(4.0%)増え、全体サービス業内でも卸・小売業売上の比重(61.4%)が前年より1%低くなった反面、専門・科学・技術サービス(4.7%)と保健および社会福祉サービス(6.0%)の売上比重は各々0.3%ずつ増えた。
卸・小売業では売り場面積が165~3000㎡(約50~900坪)の大型スーパーマーケットとチェーン化コンビニエンスストアーで業者数と売上増加率が高かった。 昨年、大型スーパーの業者数と売上額 増加率は前年対比で各々6.7%と12.5%であり、チェーン化コンビニエンスストアーの場合も各々10.7%と11.3%の高い増加率を示した。接近性が良く核家族化などで少量購買が増えたことにより、これら業態の売上が大きく増加したと統計庁は分析した。
これに比べて売り場面積165平方m未満のいわゆる‘クモンカゲ’(その他、飲・食料品中心総合小売業)の場合には業者数が一年前より3.8%減り、売上増加率も5.1%に留まった。大型スーパーが一年間に538ヶ所増える一方で、小売店は3317ヶ所が廃業し、売り上げ増加率格差もそれに見合って広がったわけだ。 店舗飽和状態で成長が鈍化した大型割引店(その他、大型総合小売業)の売上増加率も4.1%に留まった。
飲食店側では食生活の多様化と国内居住外国人の増加などの影響でベトナム飲食店など‘その他外国式飲食店’と‘ピザ・ハンバーガー・サンドイッチおよび類似飲食店’の売上増加率が各々52.7%と31.9%でぐんと跳ね上がった。反面、日本式飲食店は売り上げが10.1%も減り、ソルロンタン屋、刺身料理屋など韓国料理飲食店の売上も7.1%増加と低調だった。また、ビヤホールと焼酎飲み屋など‘その他酒屋業’の売上が13.2%増加した反面、‘歌練習場運営業(カラオケ)’と‘舞踏遊興酒屋業’は各々7.5%と12.5%も売上が減少した。
昨年、不景気と新型インフルエンザの拡散などの影響で国外旅行が減り‘一般および国外旅行事業’の売上額は前年より16.0%も減少した。代わりに‘国内旅行会社業’(42.1%)と‘休養コンドミニアム運営業’(22.7%)等の売上増加幅が大きかった。併せて65才以上の老齢人口が増える中で‘個人看病人および類似サービス業’と‘老人療養福祉施設運営業’の売上が1年間に各々44.8%と29.6%ずつ増えた。
ファン・ボヨン記者 whynot@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/455947.html 訳J.S