原文入力:2010-12-23午後09:05:45(1011字)
"軍事行動で韓国選挙 介入可能性"
ソン・ウォンジェ記者、コ・ナム記者
金正日北韓国防委員長の健康が「統治に大きな支障がない状態」 であり、北韓体制もまた、国家機関の社会統制システムが作動しており、崩壊国家の一般的事例には当てはまらないという評価が提起された。
北韓内部情報に精通した対北韓消息筋は23日‘北韓急変事態’と関連して 「他の崩壊国家の事例を見れば、崩壊の時に国家機関が自らの機能を果たせず住民に対する統制力を喪失するが、北韓は経済および社会体制の不安定性が増大しているものの、統制メカニズムは依然として作動している」と崩壊の可能性を低く見た。
この消息筋は2011年の北韓情勢を展望して、北韓の対南政策運用方向と関連して「北韓が来年にも軍事的圧迫を継続し2012年南側選挙政局に介入を試みる可能性と経済強国建設のための実利確保次元の平和攻勢で南側の人道的支援を模索する可能性がある」と見通した。 彼は北韓の選挙介入可能性と関連して 「軍事的緊張高揚を通じて韓国内の葛藤助長とわが政府の対北韓政策転換を持続的に圧迫するだろう」 とし 「それを通じて‘戦争勢力と平和勢力’対決構図を浮上させ、2012年ハンナラ党の総選挙・大統領選挙敗北を誘導するだろう」と説明した。
北韓の対南政策と関連して統一部はこの日‘2010年北韓情勢評価’報告書を通じ 「北韓が核問題と天安艦爆沈などに対する根本的立場の変化なしに戦術的次元の宥和攻勢を通じて金剛山観光再開と大規模人道的支援を企図した」として「地方選挙と補欠選挙にも‘戦争か平和か’の選択を強要し露骨な選挙介入に出た」と評価した。
これに対してチョン・ヒョンヒ民主党院内スポークスマンは 「政権に致命打を加える重要国政イシューが発生する度に、北風を利用して局面転換を試みた側は李明博政府であった」として 「2012年ハンナラ党に不利になった選挙局面を打開するための方便で、再び政権次元で北風を利用しようとする姑息な様子が伺える発言」と批判した。
ソン・ウォンジェ、コ・ナム記者 wonje@hani.co.kr
原文: 訳J.S