原文入力:2010-12-16午前08:39:51(849字)
公取委業務報告の席で発言…大統領府 "そのような発言なかった"
ファン・ボヨン記者
最近、ロッテマートの5000ウォン チキン販売にともなう論難が続いている中で、李明博大統領が 「(フランチャイズ チキン業者で売る)チキンの値段がひどく高いようだね」と発言したと知られた。ロッテマートがチキン販売を中断した後にもチキン価格の適正性を巡る攻防が続いている状況であり波紋が予想される。
15日、公正取引委員会関係者は「イ大統領が業務報告に前後して歓談を交わす席で、本人も2週間に1回程度ずつチキンを買って食べているが、価格がひどく高いようだと話した」と伝えた。イ大統領はこの日、公正委の業務報告を受けるためソウル、瑞草洞の公取委庁舎を訪問した席でこういう発言をした。
続けてイ大統領は「零細商人を保護することも重要だが、消費者の(価格が安いチキンを食べられるようにする)選択権も重要だ」とし「どちらか一つの側面だけを見てはいけない」と話したと知られた。
公取委は現在5大有名フランチャイズ チキン業者を対象にチキン価格談合調査を行っているところだ。したがって、この日のイ大統領の発言が談合調査にも少なからぬ影響を及ぼす可能性があるとみられる。
先立ってロッテマートは去る9日から全国82ヶ所の売り場でフライドチキン一羽(900g内外)を5000ウォンで売り、大型マートが安値でフライドチキンまで販売し路地商圏を蚕食しようとしているという批判世論が激しくなり5日間で販売を中断した。
一方、この日のイ大統領のチキン価格発言に対して大統領府側は「大統領がそのような発言をしたことはない」と否認した。
ファン・ボヨン記者 whynot@hani.co.kr
原文: 訳J.S