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ヨンウォングループ バングラデシュ衣類工場 賃金引き上げデモ 労働者3人 死亡

登録:2010-12-13 09:30

原文入力:2010-12-13午前09:06:19(1257字)
二日間 暴力デモ 150人 負傷

チョ・ギウォン記者

←バングラデシュの首都ダッカから南東側へ242km離れたチッタゴンの輸出加工工団に位置するヨンウォン グループの現地衣類工場で激烈な賃金引き上げデモが起き、12日 工業団地内道路を占拠した労働者たちが催涙弾とゴム銃弾を撃つ鎮圧警察に対抗し投石やタイヤ 油缶を燃やし対峙している。 チッタゴン/AFP連合ニュース

バングラデシュ南東部、チッタゴン輸出加工工団(CPEZ)にある韓国衣類業者 ヨンウォン グループの現地工場で発生した労働者たちの賃金引き上げデモで、12日 少なくとも3人が死亡し150人余りが浮上したと現地言論が報道した。
工業団地内のヨンウォン グループ衣類工場11ヶ所に勤務する労働者たちはこの日 朝8時頃、工場正門に張り出された工場閉鎖公示文を見て、二日目の暴力示威を行ったと<AP>通信などが報道した。棒や石で武装した労働者たちは輸出加工工業団地駅正門に駐車していたバスを燃やし、近隣工場とショッピングセンターなどを略奪し、道路を占拠し空港へ向かう交通もマヒさせた。前日、労働者たちは使用側との賃金交渉が決裂するや工場施設と什器を壊しデモを行い、ヨンウォン グループ側はこれに対抗し、チッタゴンとダッカにある現地工場17ヶ所を無期限閉鎖措置した。

バングラデシュ警察は放水車、催涙弾、ゴム弾などを動員し鎮圧に出たが労働者たちの強力な抵抗で両者の被害が大きいと知らされた。現地警察は労働者1人が亡くなったと明らかにしたが、現地言論は3人の労働者が銃に撃たれ死亡し、少なくとも150人余りが負傷したと伝えた。

計3万5000人余りが働くヨンウォン グループ17ヶ現地工場では、政府の最低賃金引き上げ措置により先週から年次の低い労働者たちの月給が引き上げられたが、古参熟練労働者たちの月給はそれに見合って上がらずに不満が高まったと通信は伝えた。バングラデシュ政府は先月1日から一日1ドルにもならなかった法定最低賃金を2006年以後 初めて月25ドル(1662タカ)から月45ドル(3000タカ、約4万8449ウォン)へ80%ほど上げた。しかし新しい賃金制度がきちんと施行されず、バングラデシュ全域で労働者のデモが絶えず、この日もチッタゴンだけでなくダッカなど他地域でも賃金引き上げ示威が起きた。

ヨンウォン グループ側は 「工場を完全に閉鎖したわけではない」と明らかにした。外交通商部は 「現地人職員4名が負傷したが、韓国人職員の被害はないと把握された」とこの日明らかにした。チョ・ギウォン、キム・ウンヒョン記者 garden@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/asiapacific/453433.html 訳J.S