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イ大統領 "統一 近くまで来ている"

登録:2010-12-10 11:43
https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/453054.html

原文入力:2010-12-10午前08:18:17(926字)
マレーシア同胞と懇談会
"北 住民 世界の変化知っている"

ファン・ジュンボム記者

李明博大統領は9日 「北韓住民たちが鉄壁のように囲まれていて、世界がどのように変わっているのか知らなかったが、今は世界がどのように変わっているのかを知っている」として「統一が近くまで来ている」と話した。

イ大統領はこの日夕、マレーシア、クアラルンプールで同胞代表たちと懇談会を行った席でこのように話し、 「北韓住民たちが今や大韓民国が豊かに暮らしているということを分かり始めた。これは重大な変化で、どこの誰にも阻めない」と明らかにした。イ大統領は続けて「より大きな経済力を持って統一に備えなければならない」と話した。イ大統領の発言は去る3日、社会統合委員会で北韓住民たちの変化に言及し 「国民の変化に逆らえるいかなる権力も存在しない」と話したことと同じ脈絡で、北韓崩壊を念頭に置いた認識を繰り返し表わしたものと分析される。

イ大統領は同胞懇談会で「韓国は半世紀の間に世界経済10位圏に入ったが、北韓は最貧国」としつつ「こういう国が国民は飢えているのに核兵器で武装し、毎年贅沢三昧している党の幹部を見ながら、一日も早く平和的統一をして2300万住民たちも最小限の基本権と幸福権を持って生きるようにしなければならない責任が(我々に)ある」と話した。

先立ってイ大統領はこの日午前、スシロ・バンバン・ユドヨノ インドネシア大統領とバリで首脳会談を開き、インドネシアの交通・インフラ・緑色技術など中長期経済開発計画の主パートナー(主協力国)となることに合意した。また、戦車などの陸上兵器、潜水艦、訓練機の共同生産など防衛産業協力も強化することとした。ユドヨノ大統領は防衛産業分野を含めた経済協力を具体化するために来月韓国に特使を派遣すると明らかにした。

バリ、クアラルンプール/ファン・ジュンボム記者 jaybee@hani.co.kr

原文: 訳J.S