原文入力:2010-12-06午後05:07:32(943字)
オンラインに非戦闘人材脱出作戦と米軍基地連絡先紹介
駐韓米軍 "星条誌 自主的判断" …米国人らの不安心理を反映
ソン・ウォンジェ記者
←米国軍事専門紙ホームページ画面.
米国の軍事専門紙<星条>(Stars and Stripes)が最近、ホームページに‘危機の韓半島’というコーナーを新設し、有事の際の米国人の待避計画と各駐韓米軍基地別連絡先、および最新消息を載せていることが明らかになった。駐韓米軍側は「<星条>誌の自主判断で脱出計画情報を紹介したものであり、駐韓米軍が公式に脱出計画実行次元で公示を要請したものではない」と明らかにした。先月23日‘延坪島砲撃’以後に高まった韓国駐在米国人らの不安心理を反映したものでないかという解説が出ている。
←駐韓米軍 非戦闘人材脱出作戦の内容<星条>が伝えた待避計画は‘非戦闘人材脱出作戦’(NEO)と呼ばれる米軍の‘自国民間人疎開’作戦だ。駐韓米軍は毎年2回この作戦を訓練する。米国市民権者および外交官家族、駐韓米軍家族などをソウル以南へ集結させ、大邱近隣で再配置した後、釜山などの空港および港から脱出させる内容だ。この作戦は米国務長官または国防長官の建議を受け米国大統領が発令する。1950年、韓国戦争の時をはじめとして去る60年間に計14回の実際脱出作戦が実行された経緯がある。
駐韓米軍関係者は「駐韓米軍は万一の事態に備え、書類を整え手続きを熟知させる脱出作戦訓練を定期的に行っているが、今年に入ってからは天安艦沈没事件などでこの訓練をできない状態だった」とし「延坪島事態が起きるなり<星条>が自主的に関連情報を自己のサイトに上げたに過ぎない」と話した。この関係者は「駐韓米軍ホームページにも関連情報は常に上がっている」として「現在の延坪島状況などと関連して脱出作戦を実行する計画はない」と付け加えた。
ソン・ウォンジェ記者 wonje@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/452412.html 訳J.S