原文入力:2010-11-30午後02:52:42(1105字)
キム・ギョンナク記者
SK創業者の甥…コスダック市場マネーゲーム‘有名税’
チェ・チョルウォン(写真)M&M前代表はチェ・テウォン(50)SKグループ会長といとこの関係だ。チェ・ジョンゴン SKグループ創業者の六番目の弟のチェ・ジョンカン前SKC顧問の1男5女中の末っ子だ。チェ前代表はSKグループ(旧 鮮京グループ)経営企画室とSK流通、SKネットワークス(旧 SKグローバル)等で勤めた経歴があるが、SKで意味のある実績や足跡を残すことはなかった。
そのために彼の名前はSKグループ側より資本市場でより有名になった。SKネットワークスから分社し設立した物流会社マイト&メインをコスダックに迂回上場させることに成功し、いわゆる‘株式大当たり’の主人公として証券市場で注目をあびた。当時、チェ前代表は上場企業であったデジラントFEFという会社の転換社債(CB)を取得した後、マイト&メインとの吸収合併を通じてM&Mを作った。
迂回上場に成功した2007年は1500線下で数年間、低迷していたKOSPI指数が超高速上昇をする時だった。そのために当時コスダック市場で‘マネーゲーム’を行っているという厳しい視線を受けた色々な財閥家子弟らと共にチェ前代表の名前もしばしば噂にあがった。彼は迂回上場でなくとも有償増資を通じた第3者割当などコスダック市場で珍しくない種々のマネーゲーム技法を駆使した。
こういう資本市場での‘活躍’に比べれば、彼の経営能力は特別な印象を残せなかったという評価が多い。 マイト&メインは2002年の設立以後、ただの一度も当期純利益(年間基準)を出すことができなかった。2007年の合併後に作った
M&Mも同じだ。結局、彼は2008年以後、着実に会社株式を処分してきており昨年11月には最大株主の地位を喪失し、1年後の去る7月には社長職からも退いた。現在M&Mの筆頭株主は投資相談業などを営むテアン合名会社(8.48%)と私募ファンドである‘アジア企業構造調整2号組合’(8.25%)だ。
高麗大経営学科と漢陽大大学院(産業工学専攻)を卒業したチェ前代表は、周囲から "火のような性格所有者" との評を聞く。彼は去る2月、母校の高麗大に10億ウォンを寄付することもした。
キム・ギョンナク記者 sp96@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/451233.html 訳J.S