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パク・ジェワン長官 "現代車 不法ストライキ中断を" …労組 "会社側立場だけ代弁" 強力反発

登録:2010-11-30 16:38
https://www.hani.co.kr/arti/society/labor/451227.html

原文入力:2010-11-30午前09:10:32(990字)
警察、幹部7人逮捕令状申請

チョン・チョンフィ記者、シン・ドンミョン記者

現代自動車蔚山工場社内下請け労働者のストライキ籠城を導いている労組幹部たちに対し逮捕令状が申請され、労組が大きく反発している。
蔚山東部警察署は29日、全国金属労組現代車蔚山非正規職支会イ・サンス(38)支会長をはじめとする争議対策委員7人に対し、業務妨害などの疑惑で逮捕令状を申請した。警察は「去る15~19日、現代車シート1工場と完成車1・2・3工場生産ラインを占拠し、この過程で会社管理者らに負傷させ車両生産業務を妨害した」とし「裁判所で令状が発給され次第、専門担当チームを編成し検挙に出る」と明らかにした。

これに対し、現代車非正規職支会は「労働争議と関連した問題は労使の自律に任せることが原則なのに、警察が先に暴力を誘発した現代車管理者らに対しては全く調査もせずに労働者にだけ一方的に逮捕令状を申請したことは公平にも外れ、常識的に理解することはできない」と批判した。

現代車非正規職労組員500人余りは、この日 1工場占拠籠城を半月間継続し、残る労組員たちも現代車蔚山工場正門前で地域労働界および市民・社会団体会員たちと共にテント籠城と街頭集会などを継続した。

一方、パク・ジェワン雇用労働部長官はこの日、政府果川庁舎で記者懇談会を開き 「理由の如何を問わず主要生産施設を武力で占拠し、国民経済活動を萎縮させることは不法」とし「現代車蔚山工場を不法占拠している勤労者たちが大乗的決断を下し、今日直ちに占拠座り込みを中断してくれることを促す」と明らかにした。

パク長官の発言に対し、現代車非正規職支会は「中央労働委は審判機関ではない調停機関であり、関係法により調停期間が終われば合法争議して認定された大法院判例がある」とし「雇用部が合法手順を踏んだストライキを不法と規定するのは会社側立場だけを代弁すること」と反論した。

蔚山/シン・ドンミョン記者、チョン・チョンフィ記者 tms13@hani.co.kr

原文: 訳J.S