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現代車 やむをえず‘協議案’出したが… "

登録:2010-11-28 23:02
https://www.hani.co.kr/arti/society/labor/451054.html

原文入力:2010-11-28午後07:31:38(1004字)
正規職化交渉はできない…籠城を解いてから"
労組側 "雇用回避 術策" 反発

シン・ドンミョン記者

正規職への転換を要求する現代自動車蔚山工場社内下請け非正規職労組が14日目のストライキ籠城を迎えた28日、現代車側が非正規職労働者らの要求に初めて協議方案を提示した。だが‘労組が先に占拠籠城を解くこと’を前提条件に掲げ労組側が反発している。

現代自動車はこの日、正規職労組の全国金属労働組合現代車支部に‘特別交渉要求に対する回答’を伝達し、現代車正規職労使と社内下請け業者、非正規職労組が参加する4者協議を提案した。今回のストライキ局面で現代車側が労組に交渉を提案するのは今回が初めてだ。カン・ホドン現代車副社長はこの日午後、イ・ギョンフン現代車支部長に会い 「使用従属関係を前提とする‘交渉’はできないが‘協議’はできる」とし「しかし、籠城解除が優先されなければならない」と話した。これにイ・ギョンフン支部長は「(形式的な雇用者であるだけの)社内下請け業者を除き、金属労組と現代車支部、非正規職労組が参加する特別交渉に現代車が出なければならない」と繰り返し要求した。労組側は現代車が社内下請け業者側を前面に出し、非正規職の直接雇用責任を回避しようとしていると見ている。

金属労組現代車蔚山非正規職支会イ・サンス支会長はこの日、占拠籠城中の蔚山1工場で記者会見を行い、「金属労組、現代車支部とともに現代車との特別交渉に参加する」とし「だが、正規職化に対する成果のある合意なしには籠城を解かない」と明らかにした。彼は「2005・2006年ストライキの時も対話を前提に籠城を解いたが、会社側から帰ってきたのは組合員に対する大規模懲戒解雇と労組瓦解工作だけだった」とし「組合員が同意できる正規職化方案が提示されれば篭城中断を検討する」と話した。

現代車非正規職労組員500人余りはこの日も14日目の占拠籠城を継続した。全国民主労働組合総連盟と金属労組は去る27日、5000人余りが参加した中で全国労働者大会を開催した。蔚山/シン・ドンミョン記者 tms13@hani.co.kr

原文: 訳J.S