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北、"南 民間人 死亡 事実なら遺憾"

登録:2010-11-28 08:43

原文入力:2010-11-27午後07:50:56(973字)
朝鮮中央通信 論評 通じ 砲撃後 初言及

"北側も民家周辺まで砲弾落ちる" 主張

←26日午後3時3分頃、延坪島北方の北韓ケモリ地域で発射したと推定される砲声が6回聞こえたが、我が方地域に落ちてはいないと確認されたと軍関係者が明らかにした。 文化放送画面キャプチャー

北韓が27日、延坪島砲撃による民間人犠牲に対し遺憾を表明した。北韓はこの日 "延坪島砲撃で民間人死傷者が発生したのが事実なら極めて遺憾なこと" と朝鮮中央通信‘論評’を通じて明らかにした。 北韓メディアが23日の延坪島砲撃と関連して民間人死亡問題に公式に言及したことは今回が初めてだ。

中央通信社は‘軍事的衝突を招いた張本人は誰か’という題名の論評でこのように遺憾を表しながら、北側でも民家に砲弾が飛び込んだと主張した。北韓は「事件当時、敵側の砲弾は我が方の砲陣地から遠く離れた民家周辺にまで無差別的に飛んできて落ちた」と明らかにした。だが、被害状況について具体的な内容を明らかにすることはなかった。

北韓はしかし延坪島に住民たちが居住していることを‘人間の盾’と非難した。論評はこれと関連して「(民間人犠牲の)責任は今回の挑発を準備しておきながら、砲陣地周辺と軍事施設内に民間人を配置し‘人間の盾’を形成した敵の非人間的な処置にある」と主張した。

論評はまた、28日から西海で実施される韓米連合訓練に対しては強い語調で批判した。「米国は南朝鮮傀儡らをそそのかし延坪島で軍事的衝突を惹起させ、それを機にこれまで3度も発表し取り消さざるを得なかった核航空母艦の西海進入をついに成功させようと早くから企図した」ということだ。論評は続けて 「米国がついに航空母艦を朝鮮西海に進入させる場合、その後の禍(悪い結果)は誰も予測することはできない」と威嚇した。第2,第3の武力衝突の可能性があることを予告する内容だ。論評は結論的に「米国の対朝鮮敵対視政策が終息しない限り、朝鮮半島には平和と安定が宿ることはできない」と主張した。

eニュースチーム

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/451009.html 訳J.S