原文入力:2010-11-26午後08:40:03(1342字)
団体戦 4位 無念噛みしめ
個人総合‘貴重な銅’
ロンドンオリンピック 可能性 見える
キム・ギョンム記者、キム・テヒョン記者
←新体操個人戦で銅メダルをとったソン・ヨンジェが26日、広州アジア競技大会タウン体育館で開かれた授賞式で明るく笑っている。 広州/キム・テヒョン記者 xogud555@hani.co.kr
前日、団体戦決選で善戦したが同僚たちの不振でメダル獲得に失敗し、彼女は大泣きし競技場を去ってしまった。取材陣のインタビューにも応じなかった。そして一日後、個人総合決選では白鳥のように優雅で華麗な身振りで審査委員と観衆をひきつけた。審査委員たちは彼女を '賢い' という意味の‘スマート ソン’と呼び賞賛を惜しまなかった。銅メダルを首にかけた彼女は「メダルをとって泣くかと思っていたが、昨日たくさん泣いて涙が出ない」として明るく笑った。
新体操の‘妖精’ソン・ヨンジェ(16・世宗高)。彼女が初めて出場したアジア競技大会で金メダルと同じく貴重な銅メダルを手に入れた。26日アジア競技大会タウン体育館で開かれた2010広州アジア競技大会新体操個人総合決選。ソン・ヨンジェは紐(26.900点・2位),フープ(27.000点・3位),ボール(27.450点・3位),リボン(27.100点・2位)等、4種目合計108.450点を得て18人中 堂々3位に入賞した。
1994年広島アジア競技大会から新体操が正式種目に採択されて以来、個人総合でメダルを獲得するのはソン・ヨンジェが初めてだ。1998年バンコク、2002年釜山大会の時、団体戦で銅メダルを取ったことはある。この間、シン・スジ(19・世宗大)の陰に隠れていたソン・ヨンジェは今回の快挙で自身の時代をパッと開け放した。新体操はオリンピック正式種目で、ソン・ヨンジェはもう少し技量を磨き上げれば2012ロンドンオリンピックでメダルをにらむことができるようになった。
新体操強国のカザフスタンのアンナ アルリャビェバ(17)が金メダル(111.450),ウズベキスタンのウリヤナ トロピモバ(20)が銀メダル(109.450点)を各々手にした。二人は世界選手権大会で7位と12位を占めた強豪だ。
前日の団体戦決選を兼ねた個人総合予選で50人中4位で決選に上がったソン・ヨンジェは紐を除いては全て27点を越すなど魅惑的な演技を見せた。自身が最も好きで特異なボールの点数が最も高かった。
ソン・ヨンジェは昨年まで国内ジュニアの舞台で優勝を一人占めしており、昨年11月スロベニア新体操チャレンジ大会で韓国ジュニア選手としては初めてフープと紐、個人総合など3種目で頂上に輝いたことがある。
2008年北京オリンピックの時、東アジア選手としては唯一本戦に進出し可能性を示したシン・スジは4種目合計102.150点で10位と後れを取った。
広州/キム・ギョンム先任記者
原文: https://www.hani.co.kr/arti/sports/sports_general/450897.html 訳J.S