原文入力:2010-11-09午後07:43:39(887字)
キム・テヨン "訓練兵力、警護の可能性"
クォン・ヒョクチョル記者
キム・テヨン国防長官が9日午後、報道機関論説委員招請政策懇談会で特戦司令部兵力のアラブ首長国連邦(UAE)派兵目的がアラブ首長国連邦の‘政権安保支援’という趣旨の発言をした。この間、国防部はアラブ首長国連邦派兵が両国の協力増進と国益創出に寄与すると説明してきた。
キム・テヨン長官はこの日 「アラブ首長国連邦は7ヶ土侯国が連合した国だが、純粋なアラブ首長国連邦の人は3分の1ほどにしかならず、仕事をしに入ってきた(外国)人とその他に色々(部族の違う)人々が入り混じって暮らしている」とし「そのために政権安保に対する負担を強く抱いている感じを受けた」と話した。2010年基準でアラブ首長国連邦全体人口750万人中、自国民比率は14%ほどに過ぎず69%程度が外国人、17%程度が周辺中東地域から流入している。キム長官は「(アラブ首長国連邦側は)政権安保的次元で、自分と近く領土問題には関心を持たない外国軍がきてくれることを願っている」としつつ「今でもアラブ首長国連邦の軍隊は傭兵を3分の1ほど使っている」と話した。
キム長官は‘国軍が他国の政権安保をしに行くのか’という質問に「我々が直接警護をするのではなく、我々が養成した兵力が警護部隊として使われうる」と答えた。韓国特戦部隊が訓練させるアラブ首長国連邦特殊戦部隊は、対テロ作戦ばかりでなくクーデター阻止など政権警護も引き受けることがあるという説明だ。
政府はこの日、閣僚会議を開き来年1月から2012年12月まで2年間、国軍150人以内をアラブ首長国連邦に派遣する内容を盛り込んだ‘国軍部隊のUAE軍教育訓練支援などに関する派遣同意案’を議決した。
クォン・ヒョクチョル記者 nura@hani.co.kr
原文: 訳J.S