原文入力:2010-11-08午後08:45:50(2588字)
タブレットPC どれが良いか
特徴 対照的‘用途’明確に
ギャラクシータブ、移動通信 加入必須
iPad、コンテンツ 有料 負担
ク・ポングォン記者
←国内でもギャラクシータブ(左側)とiPad(右側)の間に本格的なタブレットPC競争に火がついた。二つの製品は大きさと重さ、コンテンツが異なり、購入前に製品の特性と用途を細かく見定めなければならない。イ・ジョンチャン先任記者 rhee@hani.co.kr
タブレットPC時代を開いた‘iPad’か、世界160ヶ余りの通信会社が供給することにした‘ギャラクシータブ’か? 三星電子がギャラクシータブを国内発売したのに続き、アップルも9日からKTを通じiPadの予約販売に出る。二つの製品は熾烈な勝負を展開しなければならない対決だが、それぞれの特性が非常に対照的だ。二つの製品を直接使ってみた後、先ず得た結論はこうだ。購買前に‘探求学習’を徹底しなければならない、差別点が強い製品だという点だ。
■ギャラクシータブ 洋服のポケットや女性用手提げ鞄に入る7インチ画面に386gの重さで携帯性に優れる。詩集一冊を手に持った感じで、しばらく持っていても手首に無理が来ない。SKT加入を条件に販売され、無線ランがない所でも切れることなしにインターネットを使うことができる。移動通信サービス基盤なので音声・映像通話も使える。スマートフォン用のアンドロイド2.2をOSとして採択したことについて、タブレット用適合性論議がおきたりもしたが、アンドロイド マーケットのアプリケーションの大部分を別に問題なくダウンロードし利用することができた。3.5インチより4倍も広い7インチ画面で見れば、はるかに目が楽だ。アンドロイド マーケットとは別に、三星電子とSKTが国内用に提供したコンテンツも数多い。各種電子辞典と動画学習コンテンツを入れ、リーダーズハブという電子ブック リーダー機能があり、教保文庫等を通じてコンテンツを購入することもできる。
衛星航法装置(GPS)とTマップ、アイナビ立体(3D)ナビゲーションが基本搭載されており、車両用据置台を購入し使え、ナビゲーションを完ぺきに代替することができる。前後に各々130万画素、300万画素のレンズがあり、デジタルカメラと映像通話用として使うこともできる。デジタル衛星放送(DMB)を見ることができ、外部拡張メモリー(マイクロSD)がある。
画面タッチと下方枠のメニュー・ホーム・戻る・検索など4ヶのボタンを通じて操作するが、すべての動作がなめらかだった。アプリケーションの駆動速度とインターネット連結も概して円滑だった。画面が大きくなるとEメールやツイッターなど、タッチ画面を通じて文を書くことも便利になった。iPad発表後に開発に本格参入し発売日程を出し製品完成度に対する心配があったが、実際に発売されたギャラクシータブは相当な競争力を備えていた。
■iPad 何よりも9.7インチ画面が素晴らしいが、680gの重さは地下鉄で立って片手で持つには手にあまる。実際にiPadを購入し使ってきた過去半年間、携帯して外出したことは殆どない。家の外ではスマートフォンのアプリケーションを使うことで充分だった。iPadはカメラ機能もなく、無線ラン(Wifi)製品には衛星航法装置も動かないコンテンツ リーダーだ。
iPadは家でコンピュータをつける機会を大きく減らした。ブーティング待機なしですぐに使える点と素早いインターネット連結、ブルートゥース キーボードを通じた入力便宜性はPCをほとんど文書作業用だけに使うようにさせた。iPadの特性は専用APPストアを通じた多様なアプリケーションにある。主に英語コンテンツだが、電子ブック リーダーのiPadブックスを通じて著作権が開放された数多くの本を無料で読むことができ、最新書籍を配達を待つ必要なしで購入し直ちに読むことができるという点も便利だった。特に<トイストーリー>のような双方向図書コンテンツは今後、iPad用書籍が‘iPad用か、紙の本か’に分かれるという予想をさせるほどであった。画面を触る度に変わる‘生きている絵本’今後、紙の絵本の運命が危うく見える。
目の前に持ってきて触れる広いディスプレーの長所も多かった。動画や写真鑑賞用に特に優れており、業者が電子カタログやメニューとして使うというのが簡単に理解できた。編集された画面を通じニュース価値と編集意図を読むことができる<ニューヨーク タイムズ>iPad APPも役立った。 ツイッター・フェイスブック・新聞など使用者が選択した多様なコンテンツを文と写真で編集して見せてくれるフリップボード APPもしばしば使った。
■私に合うタブレットは? 二つの製品は各々携帯性とコンテンツに強力な点があり、特徴が明確なだけに用途を細かく確かめてみなければならない。だが、大部分の機能がスマートフォンで使用できるというのが苦しい。ギャラクシータブは別途の010番号を与えられ、2年間 月6万ウォン水準の移動通信サービス加入を条件に使わなければならないということが大衆化を阻む障害物だ。ギャラクシーSと大部分の機能が重なるので、画面が大きくなったギャラクシーをもう一つ用意することになるためだ。
反面、iPadは編集が生きている新聞と雑誌を見ることもできる長所はあるが、スマートフォンやPCでは無料のコンテンツを、有料で買わなければならないというのが負担だ。無線ランと移動通信サービス(3G)モデルなど選択の幅が多様だが携帯性が劣る室内用メディア機器という点もPCとスマートフォン保有者を迷わせる。このためにタブレットPCを通じるだけで経験できるコンテンツが十分に出てきた後、どちらがより重要なのかを選択するのが賢明に見える。
ク・ポングォン記者 starry9@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/447663.html 訳J.S