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大統領府 "不法携帯電話 再捜査 必要ない"

登録:2010-11-09 00:43

原文入力:2010-11-08午後08:15:36(1164字)

ファン・ジュンボム記者

←両党院内代表会合 パク・ヒテ国会議長(中)が8日昼、ソウル、汝矣島63ビルディング中食堂でパク・チウォン民主党院内代表(右側)の手を握ったままキム・ムソン ハンナラ党院内代表に向かって話している。パク・ジョンシク記者 anaki@hani.co.kr

大統領府は8日、野5党が民間人不法査察と‘大統領府不法携帯電話’論難などに対する国政調査要求書を国会に提出したことと関連し、 「国会で処理するだろう」としながらも「再調査する必要があるか」とし、再捜査には否定的な態度を示した。

大統領府高位関係者は民間人不法査察および不法携帯電話事件に対し 「検察の捜査がうまくいったと見る立場」 としつつ 「再捜査をする必要はない。裁判が残っているので見守らなければならない」と話した。与党ハンナラ党の選出職最高委員5人の中で、アン・サンス代表を除く4人(ホン・ジュンピョ、ナ・ギョンウォン、チョン・ドゥオン、ソ・ビョンス)が再捜査が必要だと明らかにしたのとは相反する見解だ。

検察は去る9月、民間人不法査察に対する捜査を終えイ・インギュ前国務総理室公職倫理支援官など関連者らを起訴し、来る15日これらに対する1審判決が予定されている。しかし、検察は公職倫理支援官室のチャン・某主務官に不法査察証拠隠滅過程で使われた不法携帯電話を渡した大統領府雇用労使秘書官室のチェ・某行政官は異例的に‘出張調査’だけで終わらせた。この関係者は「他人名義の携帯電話を使う人が一人二人か」として「大統領府で査察に利用しろと不法携帯電話を作り団体で支給したのでもないのに、これ以上どのようにするか」と話した。

大統領府の別の関係者は法的論議とは別個にチェ行政官の身の振り方が適切だったのかに対し 「(イ前支援官など)関連者らに対する法的措置が終われば、その時になってその問題も処理する段階があるだろう」と話した。

この関係者は検察が請願警察親睦会事件と関連して国会議員11人を押収捜索したことに対しては「民政首席が(事前に)押収捜索を大統領に報告したことはないと理解している」として「大統領府が検察と事前に交感したり指針を与えたのではない」と繰り返し明らかにした。この関係者は「首席秘書官らの間に‘検察の捜査が公正にうまくいかなければならない’という共感があるだけに、大統領府がさらに言及することは適切でない」と話した。

ファン・ジュンボム記者 jaybee@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/447687.html 訳J.S